こんにちは、ちびまるです。
今日も暴走ナデシコちゃんのお話です
ではでは、本編へ
駐車場まで先に行き、乗りやすいように
後部座席のドアを開け私は運転席に乗りました。
後ろのドアを開けているにも関わらず、
彼女(彼)は助手席に乗り込んできました。
「・・・・。やっぱり。」
お決まりの行動にツッコミを入れて欲しそうにしている彼女(彼)を
私は相手にしませんでした。
「・・・・。」
「それじゃ 行きますね。」
「あっ、そうね、・・・それじゃレッツゴー!♪」
「・・・・。」
案内するマンションまでの間、
彼女(彼)はずっと一人でしゃべっていました。
私と彼女(彼)の温度差は明らかに違います。
異様な雰囲気のまま現場に向いました。
彼女(彼)は自分の生い立ちから、田舎のこと、
また親のこと、今勤めてるお店のこと、聞いてもいないことまで、
いろいろ話してくれました。
「ねえ!ねえ! あなたってどんな人がタイプなの?♪」
「はっ!?」
「だから~! どんな女が好きなの!?っていってるの!」
「いや~、・・・・。」
「さっきいた女みたいな!?」
「さっきって事務員さんですか?」
「あたしが店に入ってきたとき、楽しそうに話してたじゃない!」
「そりゃ 話くらいしますよ!っていうか
そんなことどうでもいいじゃないですか!」
「・・・・」
「・・・・」
「あなた 彼女はいるの~?」
「いや 結婚してて子供もいますから!」
「妻子持ち~!?
マイホームパパなんだ~!? つまんない男ねッ!」
「すいませんね!」
「・・・・」
「・・・・」
「ニューハーフのお店って行ったことある~?」
「えェ、2、3度ほど・・・かな。」
「じゃ~、あたしみたなのは、どう思う~!?」
「ハッ~!?」
「だから~!あたしみたいな~・・・・」
「ハイ!着きましたよ。」
「あ~、はい・・・。」
昼間からお酒も飲まないで、
これ以上こんな会話は耐えられません。
ちょうどいいタイミングで、現場に着きました。
私はできるだけ業務上の会話以外は、
話さないでおこうと思いました。
お部屋探しは ホームメイトFC難波西店
【本編はすべてフィクションであり、登場する人物もすべて架空のものです】
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