こんにちは、ちびまるです。
さぁ、「保証人」も佳境に入ってまいりました
ではでは、本編へ
直ぐに保証人の△△さんに連絡をし、
次の日来てもらい部屋を空けてもらいました。
「なんでメーターが回っているんだ!?
あの時、ガスも水道もしっかり見てたよね!」
「一緒に確認したでしょ!」
「それじゃ、誰かが中に入っているってことじゃなか!」
鍵を開け部屋の中に入っていきました。
“これは!”
そうです、やはり誰かが入っていたのです。
テーブルのカップラーメンの食べ残しや
風呂場やキッチンが濡れています。
閉めたはずのガスコックも開いています。
恐る恐るベランダやトイレなどを見てみましたが誰もいません。
付き添いの人が寝室に入ってしばらくしてから、
「うわっ~!」
叫び声がしました。
みんなが慌てて寝室に来ると、
なんとそこには ベットの脇ので隠れている契約者〇〇が
パジャマ姿で罰の悪い顔をして出てきました。
「何してるんですか~!?」
みんなあきれた表情でお互いに顔を見合わせました。
契約時のスーツ姿でビシッと決めていた時とは、
かけ離れた姿です。
△△さんは、少し興奮気味でしたが、
私にはどうしても納得できないことがあります。
あの時、三者で室内に入って中を確認しました。
〇〇さんが入れなくなり必ず連絡をさせるために、
目の前で鍵を交換もしました。
約一週間もの間私はドアの鍵が閉まっていたのも
確認しています。
にも関わらずガスと水道のメーターが回っていたのは、
明らかに中に入ったことになります。
そのことを問いただしてみると
「え~!?」
なんと〇〇さんは、合鍵や道具で新しい鍵を開けたわけではなく、
最初に室内を確認したときに最初から部屋の中に居たのです。
今のようにベッドの袖のところで隠れていたのです。
みんなあきれて物が言えません。
何度もチャイムを鳴らし、
ドアも叩いて入って行ったのですが、
私たちもまさか中に居るとは思っていませんでした。
こちらとして連絡を何度もし、保証人の△△さんも誠
意ある対応をしてくれています。
事情はどうであれ契約者本人の誠意を見せて欲しい
のが心情です。
△△さんがつかみかかっていきました。
「ちょっと待って!待って!」
みんなでその場を押さえようとわってはいります。
「あんたどういうつもりや!
管理の人もこんなに迷惑かけといて!
隠れてたやと~!?」
△△さんの気持ちはよくわかります。
しかし、本人が見つかった以上、今は感情的な言動より
大人同士の話し合いのほうが専決です。
契約者本人と保証人が話をつけるということで、
私は席を外しました。
お部屋探しは ホームメイトFC難波西店
【本編はすべてフィクションであり、登場する人物もすべて架空のものです】