こんにちは、ちびまるです。

本日も「保証人」の続きです。


ではでは、本編へ ダウン ダウン



事情を聞いた上で話し合いの場を設け、

返済計画を協力して立てるのです。


もちろん、このような時のために保証金があります。
関西の場合、保証金から敷引きを引いた分が言わば
敷金(預かり金)にあたります。
昔のように敷金を何ヶ月分もある時代ではありません。
今回の契約も敷金にあたる分は、約1.5ヶ月分しかありません。
そう、もうすぐ預かり分がなくなる状態です。


すぐさま、この契約の保証人に連絡しました。


△△さんでしょうか?〇〇さんの契約されてる
マンションの件でお電話いたしました。


〇〇さん!見たかったの!?


いきなり、こんな返事が帰ってきました。


はっ!? 見つかった?とはどういうことですか?


うちも〇〇さんを探してるんだ!


事情を聞いてみるとこういうことです。


保証人△△は、ミナミの高級クラブの経営者です。
契約者〇〇はそこの常連客のようです。


クラブはスナックやラウンジと違い、
お店のホステスが客の支払いを管理します。


俗に言うホステスが客の口座を持つということです。


1回席に座るだけで4~5万円以上するお店です。
今どきそう簡単にこのようなお店に出入りする
新規顧客はなかなか来ないものです。

不況のためホステスも必死で自分の顧客にしようと、
客の無理な頼みもきこうとします。


さすがに、年上の会社員に年下のホステスでは
保証人にはなれません。
しかたなく、ホステスはお店の経営者に頼んだのです。
経営者もお店のやホステスの状況をふまえて頼みを
聞いたのでしょう。


ただ、ホステスが自分の顧客にするため口座を持つと
いっても誰でもなれるわけではありません。
詳しくはわかりませんが、当然それ相応の審査めいた
ことがあるのでしょう。


後で聞いたのですが、ホステスは〇〇さんの
何千万円も入っている預金通帳を見せられて、
それで信用をさせられていたのです。


万一、顧客が支払いを渋ったらホステスがお店に
顧客の飲み代を肩代わりしなければなりません。
その客が逃げでもしたら大変な事態になります。


そう、まさにその大変な事態になってしまったのです。



保証人(3)



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【本編はすべてフィクションであり、登場する人物もすべて架空のものです】


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