「餡から自分で作って、ホットプレートで焼いて食べる餃子が美味しいらしいよ!」

 

と、母親が餃子の材料を買い込んで、帰ってきました。

 

豚ミンチ、ニラ、キャベツ、餃子の皮...

 

それらをボールでこねて、餃子の皮で包みます。

 

僕も手伝ったんだけれど、餃子の形もはっきりとイメージすることが出来なくて、かなり自己流の餃子が包み上がりました。

 

 

 

その餃子をホットプレートに並べて、水を入れて、蓋をして....

 

蓋をあけると、ものすごい水蒸気!

 

その奥には、透明になってプーッと膨らんだ皮の中で、肉汁がグツグツとなっている美味しそうな餃子が!

 

蓋を開けてしまうと、膨らんだ皮が一瞬でシューっとしぼんでいまいました。

 

ホットプレートでの焼きたての餃子を見るのは初めてで、もちろん食べるのも初めてです。

 

焼きたてのアツアツを箸で持ち上げ、フーフー、と少し冷まして口の中に入れると...

 

 

「お、美味しーい!」

 

 

家族みんなニッコニッコです。

 

今まで食べていたスーパーの餃子や冷凍食品より全然美味しい!




それからしばらくは、餃子にはまり、毎週末は餃子です(笑)。

 

最初は不格好だった餃子も、少しずつ様になっていき、包むスピードも早くなりました。

 

中の餡も味付けを進化させていって、どんどん美味しくなっていきました。

 

 

 

 

 

そして月日が経ち、

 

うちの奥さんが、まだうちの奥さんになっていないその昔に、

 

「今日、家、餃子やけど、食べに来る?」

 

と晩御飯に招待しました。

 

奥さんにまだなっていないうちの奥さんは、フライパンで焼く出来合いの餃子を想像していたらしいのですが、

 

 

 

 

 

 

 






 

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「包まぬ者は喰うべからず」

 

 

 

奥さんも真の餃子デビューを果たしたのです。

 

 

 

 

 

 

 つづく。

 

 

 

 

 

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