今回はちょっと思い出話(?)です。
どうか、御用とお急ぎでない方は最後までお付き合いください🙇
釣りを覚えたての小学5年生のころ。
本屋で立ち読みしていたら棚にこんな本が。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
1981年発刊、「ライギョゲームの楽しみ方」です。
「こんな魚がいるんだ!デカい!」
「ルアーフィッシング?カッコいい〜!!」
そりゃもう、小学生男子のハートを鷲づかみです。
家に帰って小遣いを握りしめ、定価350円の本を買って隅から隅まで読みふけりました。
「釣りたい釣りたい釣りたい!」
思い詰めた小学生が調べて分かった問題点は・・・。
【鳥取市の湖山池に生息しているらしい】
県立博物館の常設展示には、湖山池で採取されたライギョの標本も有りました。
ところが、釣具屋さんに聞くと、釣ってる人も釣れた話も全く無い。
しかも、湖山池は「日本一大きな池」
一周約16km、面積は富士五湖最大の山中湖より広い。
全く情報が無い中で小学生がライギョを釣るのは、鳥取砂丘に落ちた10円玉を探すに等しい話。
そして更に、
【本に出てる道具は地元の釣具屋には無い】
子どもの頃、カタログなどで欲しいものを見つけると印を書き込む癖がありました。
どうやらこれが、当時一番欲しかったタックル。
小5でワンピースダブルハンドル17Lbライン。
生意気だわ〜(笑)
しかしそんな物、田舎の釣具屋に置いてるはずもなく、そもそも小5の小遣いじゃ無理。
釣りたい一心で子どもなりにいろいろ考えましたが、結果的には「鳥取市の子どもにライギョ釣りは無理」という現実を思い知らされただけでした。
結局それから今に至るまでライギョとは縁が無く、僕にとっては幻の魚のまま。
だけど、幻だからこそ憧れるっていうのも有るんです。
釣りを始めて40年余りですが、ライギョ、イトウ、レインボー、ブラウン、他にもたくさんの未だに釣ったことが無い憧れの魚たち。
この憧れをいつの日か実現させるのが僕の夢。
「憧れるのをやめましょう」
「いいえ!やめませーん!」
っていうお話でした🙇