大型トラックがバックするとき、周囲への注意喚起で「バックします・バックします」と音声が流れます。
あれが、「ガッツ石松・ガッツ石松」と聴こえた僕は耳がおかしいんでしょうか。
冗談はさておき、今回は六角竿の大家、多田一松氏のお話です。
多田一松氏については、以前この記事で少し触れています。よろしければ、まずはこちらを御一読ください。
多田一松氏についてもっと詳しく知りたいと思っていたところ、思わずこちらを入手する機会を得ました。↓↓↓
フライフィッシング・ジャーナル
(1984年1月31日発行)
日本国内における釣りの歴史を考える上で、多田氏は非常に重要なキーパーソン。
この号に特集記事が出ている情報を得て、古本屋サイトをずっと探していました。
(kyasaさんのサイトに四国の絵描きさんという方から情報提供がありました。お二人に感謝です。)
貴重な記事なので、僕の手元で埋もれさせないように全文公開します。興味が有る方のお役に立てれば幸いです。
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「多田石松さんを知っていますか?」
知りません。一松さんですよ。
どこかでガッツ石松と混ざってる?
名前を間違えた特集記事ってのもどうかと思いますが、その他の内容に間違いが無いことを祈ります。
1902年(明治35年)生まれ
1932年(昭和7年)30才 竹を手にする
1949年(昭和24年)47才 NFT創業に携わる
1984年(昭和59年)82才 本号に記事掲載
ということのようです。
あらためて読むと、内容的には既に知っていることも多く、この記事自体に特別なトピックはありませんでした。
(深掘りしたい箇所は有りますが。)
しかし、新聞記者から釣り竿の世界へ入り、NFTの創業を経てなお竹への愛着を捨てられず、82才にしてまだ探究心が枯れない。
その姿勢には、ただただ敬服するのみです。
僕らが楽しんでいる釣りは、こういう先人の探究心の上に成り立っているし、みんなが無意識のうちにその恩恵を受けている。
古い記事を見る度に、毎回そのことを意識させられます。。。
日本交通公社(旧ジャパンツーリストビューロー)と多田釣具製作所の関わり、多田釣具製作所とNFT(日本フィッシングタックル)の関係、深掘りしたいポイントは有るものの、今は手がかりが有りません。
また新たな情報が入ったら発信していきますね。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。