しょーもない小ネタです。

詳しい方には既知の内容なので、その点ご了承ください。



その昔、オリムピックの投げ竿は長さによって名前を変えていました。


そのスジに詳しい人には常識ですが、

3.9m = アマゾン

4.2m = キューバ

3.6m = バージニア

3.3m = ホノルル


なんていう感じです。


更にこれらは並継の場合で、振出しになると3.6mも4.2mも「○○サーフ」になるパターンが多かった。


例えば

並継3.9m 純世紀セピアアマゾン

振出3.9m 純世紀セピアサーフ

振出4.2m 純世紀セピアサーフ みたいな。


ところが例外も有ったんですね、というのが今回の本題。


1978年のオリムピックカタログ。

別冊的な、新製品だけ掲載した冊子です。


表紙はゼブラ。大阪漁具が代理店?ちょっと気になるけどそれは置いといて、この年は竿もリールもゼブラ推しだったようです。

1978年 月刊フィッシング広告↓

野生は若者の原点!
ゼブラマークのプリント入りさ!


ゼブラゼブラゼブラゼブラゼブラ‥‥‥‥‥。

ゼブラTシャツ着てゼブラアマゾンにゼブラリール、ゼブラバッグにゼブラクーラー!
あぁ!オシャレにゼブラで揃えたい!
そんな人おったんかなぁ???
脱線しました。
ゼブラの話も置いといて本題へ。


78年の世紀F2。3.6mで2本継ぎ。
カッチョええわぁ。持ってないけど‥‥。
欲しい〜!

写真を見て萌え萌えしていたら、
あれ?これは?

はて?

よく見ると、世紀キューバと世紀バージニアが、それぞれ「アマゾン420改め、アマゾン360改め」となっている。

つまり一時的に?3.6mや4.2mのアマゾンが有ったってこと?
アマゾンといえば3.9mでしょ???

なんじゃそりゃ?と思って見ていたら、
高級ポリエステルグラスロッドシリーズ!

「大口径ガイドカッチョええわぁ〜。」
なんて、また萌え萌えしながら見ていると、
ん?これは?


んん?

振出アマゾン?振出キューバ?
アマゾン、キューバは並継ぎでしょ?
振出は「サーフ」じゃないの?

さらに、

マイアミ3.9m?4.2m???

マイアミは4本並継ぎで3.9mから4.5mまでの品揃え。
3.9mなのにマイアミ?4.2mなのにマイアミ?
もうわけわからん‥‥‥。

アマゾンやキューバ等、名前の由来を詳しく知りたい方は「ごみ竿」というワードで検索されると、必ずや重要かつ膨大な量の情報に出会えます。興味が有る方は是非そちらをご覧下さい。


昔ヤフオクか何かで4.2mのアマゾンが出ていた記憶が有って、そのときは「アマゾンだったら3.9mなのに。キューバの間違い?」って思ったんですが、貴重な4.2mのアマゾンだったのかもしれません。

「俺もアマゾン持ってるぜ!」って方、あなたのアマゾンは本当に3.9mですか?
測ってみたら4.2mや3.6mが混ざっているかもしれませんよ?

人の心配より、自分のアマゾン測ってみようっと。

追記
記事投稿の翌日、ヤフオクで発見。
3.3mのアマゾン。しかも最初期の物。
3/15 更に追記
このアマゾンは仕舞い寸法125cmとありました。
これと同種で3.9mのアマゾンを持っていますが、計測すると仕舞い寸法133cm。
やはりこれは短いアマゾンのようです。
でも継ぐと3.6mにはなりそうな?
ただ今入札検討中。