死ぬまで飽きずに聴くんだろうなぁ・・・。

そこまで言える音楽って、そう多くはないんですが、僕はこれ↓


レター・フロム・ホーム/1989年
パット・メセニー・グループ

友人にすすめられて聴いたのが91年だから、それから32年間聴きっぱなし。
当時はヘヴィメタルばかり聴いてたのに、
何でコレがツボに入ったのか自分でも謎。


アルバムのオープニングナンバー。

ギターの疾走感がハンパない。

90年代しばらくの間、この曲がライブのオープニング定番曲でした。


パット・メセニーってそれぞれの時代でやってることが随分違う。

前作スティル・ライフからこのアルバムの頃

、最大の特徴はブラジル音楽への接近。

  



この曲は特にその傾向が顕著。

想起されるのは陽気なラテンの市場や、大西洋を望むブラジルのビーチ。


夏にこれを聴きながら海を眺めるのは最高に気持ちイイ!

大西洋ではなく日本海ですが・・・。


ところでミュージシャンズ・ミュージシャンと評されることも多いパット・メセニー。

このCD、ライナーノーツは松任谷由実が書いてます。



アルバムラストを飾る曲。

叙情的で、切ない。

これを聴いてると感情が揺さぶられます。


残念ながら、盟友ライル・メイズは既に旅立ちました。

パット・メセニーが素晴らしいのはもちろんですが、ライル・メイズがいてこそグループとしてのケミストリーが有ったのだと思います。


とはいえ、ソロ作品でも名盤揃い。

パット・メセニーの魅力を語ると本が一冊書けるくらいなので、今回はあっさりこの程度で。



来日公演を見に行ったのは21年前。

珍道中でしたが、オープニング5分で泣きました。その話はまたあらためて・・・。