3年間ほったらかし、というか始まってすらいなかったこのブログをリスタートさせることにしました。理由はいろいろあるけど、長くなるので割愛。ってことで、あらためてよろしくお願いします🙇


先日知ってしまった悲しい事実。

G杯がま投げキス釣り選手権が終了。

近年投げ釣り人気が低迷しているという話は聞いてたけど、まさかそんな・・・。

投げ釣りはオジさんの釣り?

いやいや、投げ釣りが熱い時代があったんです。

最先端の道具を持って、サーフに立つ。

デカいリールにゴツい竿でブン投げる。

そんな大人が昭和の釣り少年には眩しかった。

今回はそんな時代を紐解いてみようと思います。



月刊フィッシング1978年9月号。
特集は第1回東西投げ釣り選抜40人の会。


当時は遠投の関東、数釣りの関西っていう特徴がハッキリ分かれていたようです。


仕掛けを見るとハッキリ分かります。

関東勢の仕掛け↓



関西勢の仕掛け↓


関東勢は少ない針数で遠投置き竿が基本。
関西勢は8本前後の針数で100m以内を手返し多く引き釣り。


出場選手タックル一覧。
道糸も関東勢は細め、関西勢は太めの傾向。
関東勢は世紀F1や世紀スポーツなど遠投志向。
関西勢は世紀アマゾン、キューバなど実釣志向。
リールはオリムピック93とプロスカイヤーが人気かな。
現在の二大勢力であるダイワとシマノの名前が、この頃まだあまり見えませんね


第1回は関西勢が上位を占める結果でしたが、関西勢は関東勢の遠投に驚き、関東勢は関西勢の引き釣りのスピードに驚いたそうです。
この日を境に東西が互いの釣技を吸収し、新たなスタイルが確立されていくことに。
次回は関東勢が遠投を活かして優勝する第2回を紐解きます。