あの人と話し合った。
あの時は付き合っていたと思っていたから関係をもったこと。
横浜で男といることをほのめかしたりしていたのも、俺の気持ちを確かめたかったから。
自分との関係を聞いても友達と答えていたのは、もういちどきちんと告白してほしかったから。
振られた理由に納得していたし、それでも会い続けてくれているのは、ただのつなぎで寂しさの穴埋めだと思っていた。だから誰と会おうと何をしようと自分には何も言う権利が無いし、なんでわざわざそんなことを俺に言う必要があるのかと思っていた。気にして欲しい態度がみえたから、俺との関係を何度も聞いた。そのたびに返ってくる友達という言葉。その言葉に余計彼女の言葉が信じられなくなっていった。気持ちを素直に伝えることが苦手な彼女の性格をわかっていてあげれていれば、こんなすれ違いはなかったのかもしれない。
気持ちを伝えること、話すことの重要性。あらためて実感。