皆さんの紹介で、

もうずっと前に予約していたのですが😂

角田光代さん、何だか久しぶりだけど、

やっぱり流石だなぁ、と。

やっぱり、読ませる!作家さん👍


1967年から2021年まで、

2人の主人公、飛馬と、不三子。

1967年に小学校低学年の飛馬が、

私と同じくらいだな、と

そしてどうやら、飛馬が、子供の頃居たところは、

私の故郷とも近いようです。

遠足で鳥取砂丘行ってる👍

そして不三子は、10歳くらい上、かな?


だから、私も、全部知っている!事件、事故、

流行、ニュース、

いちいち懐かしく、その度に、何度も読み返し😓

その時、私は何をしてたっけ?とか

懐かしく、切なく、思い出して…🤣


コックリさん、口裂け女、ノストラダムスの大予言、このくらいまでは、

私も小学生や、中学生だったし、

かなり面白かったり、本気で怖がったり🫣も

したものです。

そういえば、小学生の時、あまりに女の子の間で、

コックリさんが流行りすぎて、

禁止になりましたっけ😓

今でも、みんなで手を添えた10円玉が、

スルスルと動いて、コックリさんが

言葉をつたえてくる😱

その時の興奮😆まだ、覚えています🫣

鳥取砂丘、真っ青の海に向かって、

白い砂丘を駆け降りる時の

あの高揚!

そして、

飛馬のしていたアマチュア無線!ハムは、

私が、

中学3年生で、初デートした相手が、

そのアマチュア無線をやっていたのでした😳

その後初めてもらったラブレター?は、

それの交信カード?みたいなものでしたね。

何かさっぱり分からなかったけど😅

あれ、どこいったんだろ?

未来人😳何となく覚えてる😵

久しぶりに思い出して、楽しかった

日航ジャンボ機の墜落事故

阪神大震災、地下鉄サリン事件

そして、

不三子の娘の湖都が、はまった漫画は、

「僕の地球を守って」ですね!👍

もう大人になっていた私でさえ、はまったもの😝

中学生の湖都がはまっても仕方ないです。

子育ての頃、

不三子のように、

周りにもマクロビオティックなど、とにかくとても食にこだわりを持つお母さんは、

よくいました。

わたしは、そんなお母さんに育てられている子供

達を、可哀想に😰と思って見ていましたね😂

子供なんて、何よりみんなと一緒、同じ、ということが、一番楽しいだろうに🤣

みんなと同じ給食も食べさせて貰えず、

いつも、母親に持たされた茶色いお弁当を食べる😭なんて😱

だけどそんなお母さんを見て、

チャランポランな子育てをしている私は、

やはりかなり引け目も感じていたのですが😅

だから、高校生になってからの、湖都の、

不三子への反抗は、わかる気がするのです。

だけど、どうして?と混乱する不三子の気持ちも

少しはわかります。

だって、良いと思うことを、その通り、

一生懸命やって育ててきた、んだもの、ね😓

東北の大震災があり、

そしてコロナのパンデミックがあり、

時代は変わっていって、

夫が亡くなり、ひとりになった不三子

娘の湖都は、大学卒業後は、

家を出たきり、全く帰って来ず。

息子は結婚して孫も生まれたのに、

孫の顔も見せに来ない。

何が悪かったのか?

不三子は、

ひとりの家で、ずっとそればかりを考えている。

自分のどこが悪かったのか?

何を間違えたのか?

だけど、何一つ後悔すべきことが見当たらない。

と。

「信じる」ということは、

自分に都合が良いことを、都合の良いように

解釈して、正しいと思い込んでいる、

ということ。

だから、それに縋って生きていくのだけれど、

本当にそれが正しいのかどうか?は、

正しかったのかどうか?は、

たぶん誰にもいつまで経っても分からない。


マクロビオティックとかビーガンなどということは、一時は、とても正当な食生活のように

言われて、とても流行ったし、

オシャレで最先端をいく人のように

もてはやされたこともあったけど

今では、すっかり、そんなことは

聞かなくなって、むしろかえって健康を損なう

ことのように言われることさえある。


飛馬のアマチュア無線が、世界と繋がれる!

と、その頃の私達にとっては、

とても新しくて、とても不思議で、

カッコいいことだったけど、

今では、こんな何でもない、知識も持たないただの

おばあさんでも、簡単に世界と繋がれるし。

こんな団地の部屋の中で、

地球の反対側にある、都市や街の

道を歩いている!という気分を味わうことも

できる。

その時の正しいことは、次々に塗り替えられて

いつの間にか、

取り残されてしまう💦


私は不三子のように、

何かを絶対なものとして信じたり、

それを正しいと信じて、

貫いていくような真面目さを

持たなかったので、

結局は、それで、楽に生きてきたのだろうけど、

不三子のマクロビのように、

ノアの方舟、だと思って乗っていたものが

そうではなかったら?

そうではないのかもしれない?と

もう人生の終わりになって

思うようになったとしたら😭

最期に出てくる不三子の

保護猫の活動をしようと思う、という

話しに、やっと、ちょっとホッとするようでした。

とても深く広く遠く、考えさせられる

お話でした。


先日8月13日、

万博、アオと夜と虹のパレード、だけを

目当てに行き、

またまた大感動して、終わった後、

夢洲駅まで、いったいどれほど迂回させるの?

と思うくらいクネクネ歩き💦

やっと、駅に入れたのが9時過ぎ、で😓

ギュウギュウ詰めの地下鉄で帰ったけど、

後からニュースを見ると、

本当にギリギリセーフというところだったみたい。

帰れないところでした💦

若い人は、パビリオンが解放されたので、

オールナイト万博!なんて

楽しんだようですが、

この年では、とても無理でしたね。

それこそ、救急車で運ばれでもしていたら、

子供達から、もう行くな!と言われていたかも

しれず、自分でもやはりこれからは躊躇して

いたでしょう。

運が良かった、ということです。

まぁ、開幕後、もう二度目の地下鉄の事故。故障。

今度、そんなことがあっても、

もっとスムーズに解決する方法を

準備できてるはず、と信じて、

やっぱり、まだまだ万博通うつもりです😝