友達に借りている本です。

途中まで読んでいたのに、間に

高嶋哲夫さんや、河崎秋子さん、金原ひとみさんを

挟んでしまったので😝長くかかっています💦


時代小説は、30代の頃、一時、藤沢周平さんに

はまり、次々とほとんどの著作を読みました😎

その時に、武士というのは、つまり、

今の公務員なんだなぁ、と初めて納得しました。

また貨幣価値、一両は、今のどれくらいなのか?

とか、それから武士の給料というべき、

○石、何人扶持などというお米の量を調べたりも

しました。昔の人は、1日5合くらいお米を

食べることになってたんだ?とか

いろいろな知識を初めて仕入れました🤣

それよりも前は、永井路子さんのものも

大好きでした。


この「塞翁の盾」は、

私が永井路子さんの中でも

1番好きな「乱紋」の舞台の時代ですし、

「乱紋」は、織田信長の妹、

お市の方の三女、おごう、が主人公ですが、

この本は、次女の、お初、が嫁いだ京極高次の

城、大津城が舞台なので、

それも、あーあの時の、とか「乱紋」で

出て来た、人物や、戦などとすり合わせて

面白く読みました。

それにしても、大阪城や姫路城、

桜を毎年見にいく彦根城など、お城を

見るたびに、確かにその石垣には、

どうやって積んだんだろう?と感心は

していましたが、

その石垣を積むことに、これだけの技術があり、

石と対話ができる才能、がある、などということは

考えたこともなく🧐

石の声を聞くことができて、石の顔も見える、

という石工の匡介😃

石垣の積み方で戦に勝つ方法がある、なんてことは

考えたこともなかったですが、この中に出てくる

日野城の戦い、や、大津城の石垣の築き方などで、

なるほど!と

守りながら攻める!ということもできるんだ!と👍

絶対に破られない石垣を作ることで、

世の中から戦を無くせる!と思う匡介と、 

そして、

それを攻める鉄砲を作る職人の彦九郎は、

どんな城も落とせる咆を作れば、

その恐怖で、戦を仕掛けるものは無くなる、

と思う彦九郎。

ふたりの全く対局の考えを持つ者の職人の

信念をかけた戦いが、大津城でおきる。


物凄い迫力の戦の場面は、手に汗を握り、

息を飲んで一気に読み終わりました!

すごいですね!

本当にこの戦はあったのかな?

この本の中でも京極高次は、

「蛍大名」などと馬鹿にして呼ばれ、

永井路子さんの「乱紋」の中では、

キリキリした誇り高い長女淀君、

おっとりした三女おごうの間で、

ただ華やかなことが好きな次女お初と

それにお似合いの京極家、という感じで

書かれていましたが、

ここでは、高次は、決して愚かなのではなくて、

とことん優しいのだ、という、親しみの持てる

温かな大名として、そしてその妻お初も、

同じ様に、夫を愛して気さくで愛情深い、

とてもお似合いの爽やかな夫婦として書かれていて、認識を改めました😆


今年の桜は、大阪城や彦根城も行くでしょうけど、

今年は、桜と、そして石垣も、同じくらいに、

じっくりと見たいと思います。


久しぶりの時代小説でしたが、

これは全く初めて知ることばかりで、

新鮮な感覚を持ちました!

やっぱり時代小説も、好き😊


昨日は大寒波の中、また元同僚たちと、

ランチやお茶をしてきました。

みんなに、私がすごく食べるようになったんだねー

ふっくらして元気そうになった!と口々に言われました。確かに今までは、胃癌の後遺症で、

胃がほとんどないため、食べた後のダンピングが

気になって、外で食べる時はとても気を遣って、

仕事中の賄いも、血糖値の上がるようなご飯やうどんなどは

控えめにしていました😰

それが、脳梗塞、になり、その上、鬱にまでなり、

次々と病気は上書きされてきたものだから

癌のことはすっかり忘れていたのですね。

食べることに、

あれほど気を遣って、苦労していたのに

今や食べたいものを食べたいだけ食べています🤪

病気は、大事にするとなかなか出ていかないので、

少し粗末にする方が、良い、といいますよね。

確かに、忘れてしまうくらいになると、

とても元気になりました。

(時々、ダンピングして、反省もしてます😩)

この調子で、次々と病気を忘れていって、

いろいろな病気に、出ていってもらうことにします

✌️


そしてもうすぐの、大阪万博ですが、

まぁ一回くらいはいってみるかな?くらい

だったのですが、

なんと、すぐ近所の十三というところに

船着場ができて、その船で、会場の舞洲まで、

淀川を下って行けるんだって!

もうできてるじゃん!と娘に教えてもらい、

これはこれは😃面白い🧐

見にいってこよう!と。