さてまず、今までの「月収」ですが、
「月収 8万の女 大島成美」
これは何だか、どんどん違う方向に進んで行っています。
前回.¥400万で家を買う決意をした大島ですが、
それは無事、何とか自分のものになり、
そして、幸い借りてもすぐみつかり、
家賃¥4万4千円が、無事振り込まれるようになると、大島は、その安定感、安心感に、
思った以上の満足感が得られたのです。
振り込まれる家賃と、派遣社員としての給料を
貯金することにして、ただただ節約生活!
小説を書く時間さえもったいなく思い始め、
スーパーでレジのパートまで初める。
小説は、どれだけ努力しても、評価は、
どうなるかは全く分からないけど、
預金通帳の数字は、毎月確実に上がってくれる。
今はその数字の方が成美の気持ちを押し上げてくれる。アパートを買いたい!とまで思い始める。
そうすれば、もう働かなくてもいいのかもしれない。もうだんだん、小説への情熱はなくなり、
むしろ、不動産屋の男性のいうとおり、
年収96万の生活を目指してみようか、
とまで思い始めたところです。
いったいどこへむかうのやら?
私もどこへ向かえばいいか分からなくなってきました💦
それは、また次の号の婦人公論で🤨
さて私も始めてハローワークに行ってきました!
65歳を過ぎていると
高齢者失業保険一時金というのがあるらしく、
離職票が届いたので、早速!
ハローワークは、繁華街の中のわかりにくいところにあって、
大汗💦かきながら、やっと辿り着いたのですが、
ハローワークのお姉さんは、とても優しかった!
そういえば、響子さんは、キチンと着替えて、
シルバー人材センターに行っていました🤨ね!
が、私は、いつものダボダボトレーナーに
ダボパンで💦時々ずりあげながら😭
みすぼらしかったからなのか?
とても親切に、分かりやすく、説明してくれて、
一応の希望職種や、時間などを登録して、
たぶん、50日分、くらいの一時金は、2ヶ月くらいは先ですが、
出るようです😎
でも、私より前に辞めた同僚の中には、
70歳を過ぎていますが、とても良いところを
紹介され、今、楽しく働いている人もいて、
もしかすると、良い仕事があるかもしれませんが?
が、初体験のハローワークですが、とても
好印象でした。
まぁ、でも今、もう明日のことが切羽詰まっているというような状態なら、また印象は違うのでしょうけど
そして、何だか、ガツンとした、
強いお話が読みたくて、この
篠田節子さんの「逃避行」を読んでみました。
篠田節子さんは、「女たちのジハード」以来の大ファンです。
とても辛いお話しです。
家族のためだけに生きてきた専業主婦妙子。
夫も娘たちも、自分のことだけで、精一杯で、
手術を受けたばかりの妙子がどんなに
具合が悪かろうが、更年期の鬱気味で、
落ち込んでいようが、全く関心はなく、
妙子の唯一の家族といえるのは、
10年近く飼っているゴールデンリトリバーのポポ
だけ。ポポだけは、どんな時でも妙子のそばにいて、妙子に寄り添ってくれた。
そのポポが、、隣の家の子供に噛みつき、
子供は亡くなってしまった。
子供が爆竹で驚かせたせいではあるけど、
そんなことは、当然関係なく、家族も誰もが、
ポポは、処分することを当然と考えているけど、
自分の唯一の家族が、罪を犯したからといって
易々諾諾と処分してくれと、差し出すような
ことができるだろうか?
そして妙子とポポの命懸けの逃避行が始まる。
幸運もあって、山の中の別荘に何とか
住み着いた妙子とポポ
妙子は、前の住人の残した畑で野菜などを
作り自給自足を目指し、そしてポポは、狩りをし、どんどん野生化していく。
生死を分けるようなギリギリの生活を続けていく
のだけど、だけど妙子は、初めての充足感感じている。どんどん無駄な部分を削ぎ取って、
「剥き出しの生」というところへ妙子もポポも
突き進んでいく。
人生の最後を、自分が最も信頼し愛する者とだけ
寄り添い暮らし、妙子もポポも、
幸せだったのかもしれない。
家族って何なのでしょうね
とても印象に残るお話しでした。
最後に全然違うお話し。
「団地のふたり」にでてきたおにぎりですが、
ふりかけ「ひろし」と梅を混ぜたおにぎり。
あまりに美味しそうなので、ネットで
「ひろし」買いました
私のは形がイマイチなんだけど、とてもやはり
美味しい!
「ひろし」のシリーズは、「ゆかり」「しげき」
「うめこ」「かおり」「あかり」などと名前シリーズで出ているけど、おにぎりには、やはり
「ひろし」が1番!「ゆかり」は定番ですよね
「しげき」はわさびなので、ふりかけには、
とても美味しいです!
そしてまた2袋「ひろし」買い足しました!
三島食品さん、思わぬところでのヒット
驚いているのでは🤣