面白かった!
西加奈子さんを知らなかったんだなぁ、と
反省?するほど💦
だけどきっと、
「とても読めない!」「嫌だ!」
「気持ち悪い!」
という人もいるだろうな、とも😅
たくさん😅
読み始め、
定、という名前や、
ふくわらいで遊ぶ、などというところから
大正時代くらいのお話しなのだろうと
思って読んでいたのです
いやいや、今現代のお話しでした
主人公がちょっと変わっているだけ😅
主人公
書籍編集者、鳴木戸定 (なるきどさだ)
紀行作家、だった父親が、
「マルキ・ド・サド」という作家の名前を
もじってつけた、という😓
資産家の息子なので、
お金に困ることはなく、
ずっと海外を飛び回り、一応、紀行作家と
いうことになっている父
身体が弱く、子供も待てないだろうと、
格好だけの結婚をさせるため
ふたまわりも年上の父と結婚させられた母
思いがけず恵まれた女の子、定は
母に舐めるように可愛がられ、
4歳の誕生日に教えられた、「ふくわらい」
それだけに夢中になる
タオルで目隠しをし、
暗闇の中でひとり遊ぶ
それはずっといつまでも
25歳になり、書籍の編集者になった
今でも変わらない
今では、現実に目の前で見ている顔で
ふくわらい、ができるほど😳
5歳で、母が亡くなった後、
父に連れられて、世界各国を旅して回る
のだけど、その数奇な体験のため
定は、世間から隔てられ、
12歳で父親もワニに喰われて死んで😱
定は、より周りとは壁を作って
生きるようになる
喜怒哀楽、感情をほとんど持たないので
周囲の人たちとは、全く馴染めないけど
そんな定の周りには
変わった個性的な人ばかりが
集まる
プロレスラーで週刊誌にコラムも書いている
守口ばいそん
盲目で白杖を持つ武智次郎
見た目は白人で全くの西洋人だけど、
千葉で母親と暮らす日本人
美人すぎる編集者とテレビでも話題になった
定の後輩編集者、小暮しずく
定の周りの大勢の人は、
定と距離をとって、
遠巻きに見ているだけなのに
何故か定は
好かれる人には徹底的に好かれる
この3人の物凄く変わった人達と
物凄く変わった交流を重ねていく、定
3人との会話は
何だかとてもトンチンカンで
意味不明なんだけど、
でも、これがとても面白い!
定、の名前の、なるきどさだ、というのは
父親が、マルキ・ド・サド、をもじった、と
いうことですが、
最初は、何だかピンときてなかったのです
読み終わった後、
いつも覗いている方のブログで、
サドの「ソドム百二十日」という本が
紹介されていて、それで初めて、
あー、サドか!と、
あのサドね!と気がついた訳です(遅い💦)
この本全体をおおう、何となくの気味悪さ
ちょっと目を背けたくなるような表現が
それでやっと納得!です
きっと苦手な方は多いのでしょうが
私は、定、のような人は、
とても面白くて好きなのです
こんなちょっと変わった内容の本も
好きです😊
今日はお休みだったけど、
朝、朝顔が一株、下の方が枯れていて
どうしてだろう?といろいろオロオロ💦
そして、3品の作り置きを作り
切り干し大根煮、ひじき豆、小松菜炒め
そしてそれだけで、
お昼ご飯を食べたところで😅
二男から、
「明日、遊びに行っていい?」とメール、
「明日は仕事なんだよー」と返したところで
娘が割り込んできて(3人のグループLINE)
「夕方からおいでよー!私も帰るから!」
と😰😓
娘は、甥や姪が可愛くて仕方ないからね🤣
午後3時、クラクラするほどの灼熱の中
自転車すっ飛ばしてスーパーに🤣
それから、アレやこれや、ご馳走?の
下準備で…💦
もう目眩しそうなほど疲れた😰
二男は、
去年からの病気が、完治は難しく、
まだ薬を飲みながらなのに、
海外出張が多くて心配していたのですが
それどころか、来年度からアメリカ赴任に
なり、一家みんなで行く、とのこと😱
6月に会った時、それを聞いてから、
その時は、ただ驚いただけでしたが、
その後とてもモヤモヤしています
二男本人もですが、それより
上の小学生の女の子の孫が心配😰
とても繊細で神経質、潔癖で
イメージ的にアメリカ向きと思えない🤣
(あくまでも私のアメリカのイメージです💦)
とは言っても、
それを話した同僚たちに
行くな、とか言ったらダメだよ
今は、グローバルな時代なんだから、
孫たちもそんな中で大きくなるんだから
私たちの感覚でいらない口出しを
したらいけないよ
と言われたのです💦
確かにそうだ、とは思うけど…
だけど…🙁
明日、ねぇ
まぁ私が反対したからといっても
状況が変わる訳ないけど、ね🤣