晶子は、75歳
現役のマタニティスイミング講師
そしてそのマタニティスイミングに
友達に連れられて来た
真菜
ふたりは、3月11日
震災の起こった日の東京の夜を
一緒に過ごすことになる
真菜の母は、
有名美人料理研究家だけれど、
いつも忙しく、
真菜は、「愛されている」
と実感したことがない
いつも空虚を抱えていて
高校の頃は
1999年に地球は滅びる、ということだけ、
それを希望にして過ごしてきたけど
地球は終わらず続いていく、
そのことに絶望している
誘われて、援交を繰り返し、
そのお金で、唯一好きだったカメラを買い
写真だけは撮り続け
カメラマンとして、
何とか生きていけるようになったのに
望まない妊娠をしてしまい、
相手にも両親にも言えないまま
もう臨月になっている
晶子は
昭和10年裕福な商家に生まれ
両親にも兄達にも可愛いがられ
愛されて育った
戦争中には、食べる物がなくて
ひもじい思いもしたし、
ふたり目の子供を亡くしたり
辛いこともあったのだけど
いつも周りからの愛情に囲まれていた
スイミングスクールの講師に
なってからも、
そこに来る妊婦たちに
おせっかいなほどの世話を焼いている
震災の夜を
ふたりで一緒に過ごしてから
晶子は、
真菜の出産、産後もずっと
世話をして、付き添い続けます
頑なに殻に閉じこもって
愛情を拒否してきた真菜だけれど
だけど、
子供を産み、その子を守らなければ
ならなくなると…
誰かに愛情を注ぐには、
やはり自分も愛情を注がれて満たされて
いなくては難しいのかもしれません
産後の子育ての
閉塞感、孤独感はよく分かります
晶子さんのような人が
そばにいてくれたら
どれほどのゆとりを持って
子供を育てられたか!と思います
震災後、原発事故の放射能漏れか?の
パニック、思い出しました
大変でしたものね
両親にも、ただひとり愛した人にも
愛してもらえず、
固く閉じていた真菜が、
晶子のお節介なくらいの行動で
救われていく様子が
嬉しかったです
晶子さんみたいな
ウザイおばさんも、やっぱり必要ですね👍
娘、続報です🤪
土曜日、
何だか慌ただしくしている娘から、
「今、スーパーにいるけど何かいる?」
とメール、
本当に残り少なかったので
「米と味噌を買ってください🥲」
と返信したら
(まぁ半分冗談ではあるけどね😝)
「貧乏アピールするな!」だって🤪
よくこちらに帰って来る時に
何かいらないか?と聞いて来るのですが、
お肉とか魚とか頼むと、
びっくりするような値段のものを
(値段を見てないのです😱)
びっくりするくらいたくさん買ってきます
まぁ有難いけど、だけど、ねぇ
とても余談ですが
娘は、いつもウインナーの
シャウエッセンの
2袋くっついてるのを買ってきます
(ビールとセットでね)
そしていつもひと袋余っているのを
忘れています
いつだったか、テレビの何かの番組で、
「あの人お金持ちなのかな?と思う人は
どんな人?」という問いに
「シャウエッセンを躊躇いなく買う人!」
という答えがあって
大爆笑しました😆
ちなみに私は手が出せません💦
(ひと袋残っているのを食べるけど😛)
それほどのものではないですけど、
まぁ一事が万事ということで😎
今日は、
たまたま私は休みで、
昼ごはんの支度中だったので
一緒に食べました
「貧乏めしだー!」と言いながら
ご飯2杯も食べてる😑
魚沼のコシヒカリ5キロ
ネットで買ってくれました
味噌も買ってきてたわ🤣
録画していた
「エゴイスト」という映画観ました
鈴木亮平さんと、宮沢氷魚さん
物凄く衝撃受けて
何だかどう言っていいのか!
というくらいです
切なくて切なくて…
宮沢氷魚さん、
最初の場面、雨に濡れた氷魚さん
本当にドキッとするほど綺麗だった!