フォローしている方が
紹介して下さった本。

どれも子供が関係する5篇の短編集。 
だけど、この5篇の主人公は、
みんな子供を持ってはいない。

子供が欲しいと夫に言われた妻だったり、
妻に子作り宣言をされた夫だったり、
そもそも子供は嫌いだと思ってる女性、
まだ3ヶ月だった子供を亡くした男性、
養子をもらいたいと夫にいわれた妻

みんな子供は、今は、
持っていないんだけど…。

いる いない みらい

私は4人も子供がいるけれど、
子供を作ろう、と思って積極的に
作ったことは一度もありません。
できてしまったから、産んだ🤣
という本当にいい加減な
子供にとっても失礼な話しです😅

立て続けに3人生まれた後など、
全くキャパ超えてしまって、
あー、手って2本しかなかった!
と初めて気づいた😱ような、
完全なワンオペ育児だったし、
とにかく、生かしておくだけ、で精一杯、
躾も何もあったものではなく😮‍💨

その頃ほど、本を読みたい!と
切実に思ったことはありません。
まぁ、現実逃避の意味もあったのかも
しれません😅
ダラダラとテレビを見させておきながら、
いつまでもゲームをさせておきながら、
おやつを与えておいて、
子供たちを少しおとなしくさせて、
ちょっとの間にも、貪るように
本を読んでいました😝

今、子供たちみんな
立派な大人になったけど、
いつだったか、娘に、
「お兄ちゃんたちも、私も、
みんな自分で自分を躾けたんだよ🤨」
と言われたことがあります。
確かに!
子供たち、尊敬します✌️

もしいなかったら?

この本を紹介してくださった方は、
お子さんはいらっしゃらない、とのこと
でしたが、今は後悔はない、
と書いてらっしゃいました。

私も、もし子供がいなかったら、と思うと
今と全然違う、もっと自分を活かせる
人生があったかも?とは思います。
( そもそも結婚を間違えてるのですが😰)
ですが、まぁ、私も今となっては、
後悔もしようがないですね😝
まぁ4人いても、もうみんな巣立って、
あの地獄のような10年ほどの子育ても
遠い昔の笑い話しになってしまいました。

そういえば、もう30代後半の娘は、
自分の好きな得意な分野の勉強をし、
それを活かして、今の仕事に就きました。
結婚もしたくないわけではない、と
言いながら、なかなか積極的には
婚活もしていません。
もしかすると私を反面教師にしているのかも
しれないですね😂 

それぞれの人生です。
それぞれの幸せがある、と
改めて思えるような本でした💕


この本の前に図書館でたまたま見つけた
「百花」を読みました。
川村元気さん、映画化もされましたね。

感想を書こうと思ったのですが、
何だか気分が沈んで乗らなくて😰
映画を観たらいいかも、と思って
Amazonプライムで、観てみたのですが、
余計に、落ちました😰

これも、母親と息子のお話しです。
シングルマザーで、子供を産み育て、 
でも途中で、恋愛をして、
一度は子供を捨てて、…。
子供は、捨てられたことを忘れられないし、
母親も、そのことをずっと後悔している、
( 捨てたことをか?戻ったことをか?)
そしてアルツハイマー病を患って…。

原田美枝子さんが母親役なのですが、
見終わった後、思い出したのは、
20年ほど前観た、「はつ恋」という
映画の原田美枝子さんです。

原田美枝子さんの娘役に田中麗奈さん、
昔の恋人は、真田広之さんでした。

余命わずかの母親に、
昔の恋人と、思い出の桜のもとで
会ってもらいたい、と
娘が奔走するお話し。
だけど本当に母親が会いたかったのは、
今の夫、父親だったと分かるという😃

最後のシーンは原田美枝子さんの
笑顔の遺影で終わるのですが、それが
とてもとても綺麗で、満開の桜のようで
強く印象に残りました。

「百花」のお話しの中の母親は68歳。
原田美枝子さんも私も
少し下ではありますが、同じくらいの
年頃です。

20年前の「はつ恋」
原田美枝子さん
あんなに綺麗だったのになあ、
と思ってしまいました😂

そういうストーリーなのだから
仕方ないけど、
あまり見たくないな、辛いなあ、 
と😰


そういえば、同じ年の同僚が、
映画が大好きなのですが、
この「百花」のような現実的なものは
観ないことにしてる、と言ってました。
昨年、「トップガン」にはまり
公開中に12回観に行った!
オープニングだけでもうスカーっとするもん!
と言ってました🤣
ということで、これから
WOWOWで録画した
「トップガン マーベリック」を
観てみます✌️

何にしても、どうであれ、
今を生きていくしかないですからね🤪
懸命にね😊

造幣局近く、
大川沿いの桜。