やっと開いた図書館に行くと、
なんと6冊も予約本が届いていました!
どれもどなたかのブログで紹介された本
ですね!
2週間で読めるかな?
「無年金者ちとせの告白」
桐野夏生さんの「OUT」ととても似ています。
だけど、こちらの方がより現実感があるかな。
「OUT」は、大好きで、何度も
読みました。
映画も何度も観ています!
主人公とパート先の同僚たちとの
もうめちゃくちゃの破れかぶれのような
暴走の仕方が、かえって爽快で、
スカッとするようでした。
これは、
主人公のちとせが、73歳。
その同僚の栄が、75歳、
と、かなり高齢。
だけど、題名のとおり、
ちとせは、年金もなく、家族もなく、
貯金もない。
生きていくためには、働くしかない訳で😂
パーキングエリアの清掃の仕事をしている。
栄も同じく、引きこもりの息子を抱え、
パーキングの食堂で働いている。
時々、甘い物を飲みながら、
ベンチで話をするのが
ふたりの楽しみ。
パーキングの駐車場には、
子供を連れたシングルマザーや、
認知症の母、障害者の姉を抱えた男、
猫を連れた老人など、
行き場を失って車上生活する
最底辺の人たちの暮らしがある。
ちとせと栄が
切羽詰まってしてしまう犯罪は、
とても残酷ではあるけど、
「OUT」の時と同じように、
何だか爽快な気分にもなったりして…。
ふたりが高齢だからこそ
何も持たない底辺の暮らしだからこその
開き直りのようなもの。
何だかそれが小気味いいという感じ。
エピローグで
病気で危篤状態だという栄にあてて、
ちとせが書いた手紙。
「今夜は私の夢にでてきてな。
一緒にベンチに座って
また甘いものを飲もうよ。
ほんで、いっぱい喋ろうね。」
切なくて涙が出ました。
だけど、ベンチに座ってお喋りをする
ふたりは、何だかとても美しい感じがする。
最近流行りの鶏の胸肉の
私流の料理です。
夏はしょっちゅう作ります。
鶏胸肉を皮はとり、
塩麹をぬって、ラップで包み、
1、2日、冷蔵庫におきます。
それをジップロックに入れて、
そのまま鍋で蓋をしてゆがきます。
15分?くらいゆがいたら
湯が冷めるまで、蓋をしたまま
おきます。
タレは、
ごま油とポン酢、塩、醤油、ラー油、唐辛子、
適当に加減してください😅
それに小口切りネギをたくさん。
塩麹を塗っているので、鶏胸肉は、
とても柔らかくなり美味しいです。
夏はキュウリと和えたりします。
どこかで見て作り始めたのかも
しれませんが、
なんという料理かは分かりません。
たぶんいろいろ組み合わせたのかも。
とても簡単で美味しいです😊
今日作ったのでご紹介しました。
鶏胸肉、安くて、上質なタンパク質が
とれて、最近、とみに人気ですもんね✌️