何だか久しぶりに
読み応えがあったなぁ、という感じです。
始めて読む作家さん。
まだ若い人なので、
そして題名からも、
もっと軽い内容なのか、と思ってました。
働く女性の仕事がらみのお話しは
とても好きです。
津村記久子さんのものなど大好きです。
これは、県税事務所で働く4人の女性の
それぞれのモノローグ。
県庁の納税事務所という
私はほぼ関わったことのない
知らない所で働く女性たちだけど、
だけど
どういう職種でも、
この4人それぞれのような人たちが
どこにでもいるような気がします。
私の働く飲食のような場所でも
どの彼女もいるような…。
みんな何かしら仕事に対して、
どこか、理不尽だ!
というような怒りを
大なり小なり持ってるんですよね。
それぞれの勝手な理由で😅
そして4人は、4人とも
その怒りを、
何も抵抗してこないひとりに向けて、
ぶつけてしまい、
そしてぶつけた彼女は、
黙ったままいなくなってしまう。
忘れられた罪は
永遠に許されることもない
forgetとforgive
ちょっとページをめくらずに
じーっと考えてしまうような
かなり深い重い内容のお話しでした。
読み応えはあったけど、
今の私にはちょっと重すぎたかな😓
あまりに近くてリアル感が
ありすぎるようで💦
フォローしている方のブログに
文学は、哀しい現実を飛び越えた
もうひとつの世界であり、避難所である
というような言葉の紹介がありましたが、
それほど大層なことではないけど、
だけど、
今は、全く違う世界に
連れて行ってくれる本が読みたいな😝
と思ってます。
くだらないことを書いてしまいますが、
20年前に離婚した元夫が
自己破産すると娘に連絡してきたそうです。
20年も前からいろいろと問題があり兆候が
あったんだから
それまでに何とでもなったはずなのに😱
全ての資産がなくなったのか!と
思うと( かなりの資産家だったのですが)
そこまでアホだったのか🤪と
今更ながら愕然とします😱
子供に迷惑かけんといてね😡
とだけ言いたい!
もう今更連絡なんてしないけど😝