ミステリー小説というのは、

一度読んでいて再読になると、

そんなにじっくりとは読まないものです。

どんなに好きなお話でも、

斜め読みになります。

ところが宮部みゆきさんのものは、

再読でも、

結末は分かっていても、

じっくり読み込んでしまいます。

現代ミステリーでも、私の大好きな

「火車」「理由」「楽園」なども

何度もじっくり読んでいます。


宮部みゆきさんの、お話の書き方が、

ストーリーだけを追わせる感じではなくて、

ひとつずつの情景や、

ひとりずつの登場人物を、

それぞれ細かく丁寧に描写していき、

それを積み重ねて、

お話が書かれているような、

そういうところが、

じっくり読ませる要因かと思います。


「ぼんくら」下

上巻の終わりから、

お話は、

鉄瓶長屋に新しくきた差配人の佐吉、

そして佐吉を遣わせてきた

鉄瓶長屋の持ち主、湊屋に移っていきます。

お話は、深く複雑になって、

上巻での、鉄瓶長屋の住人の悲喜こもごもの

お話が、伏線となり、

湊屋の謎が解き明かされていきます。


上巻では、

いい加減で怠け者の平四郎ですが、

下巻では、なかなか考え深い鋭い同心です。

弓之助という、

人形のように綺麗な甥も登場し、

この弓之助の活躍もとても楽しいのです。


久しぶりの宮部みゆきさんの

時代小説を読み、つい続けて次々と、

となりかけましたが、

今日図書館に行くと、予約した本が

2冊届いていました💕




お正月の残り物でカレーを作り、

ひじき豆を炊き、ちょっと変な組み合わせの

夕飯を食べて、( 倹約しなくては🤣)



寒い日、

2年ほど前から、家では、

足首にレッグウォーマーをしています。

( 家ではスウェットの上下をいつも着てます💦)

それだけで、とても暖かくなります。

それと、湯たんぽのグダも大活躍です。

足元が温かいお布団は、

とても安心感があります😊