図書館に行くと、予約した本が、

一気に3冊も届いていました。

この間、ちょっと、どうなってるのか

訪ねたりしたからかな?

何はともあれ、読みたい本が、何冊も

手元にあるということは、私の中では、

最高ランクの幸せです😍


「燕は戻ってこない」

さて、桐野夏生さんです😎

桐野夏生さんのたびに書いてるけど、

最初に読んだ「OUT」

あれも根底に、女性たちの貧困の問題が

書かれていました。

子供たちの貧困も、何冊か書かれているものが

ありますが、それは、あまりに哀れで辛くて、

途中で読むのをやめてしまったものまで

あります。

が、この「燕は戻ってこない」の中の

リキのような若い女性の貧困は、

哀れだとは思わないし、同情もできません。

ただただ自分の生活の姿勢の問題だと

思ってしまいます。


この「燕は戻ってこない」の中のリキは、

29歳、北海道の田舎の出身。

東京に出てはきたものの、

特別な才能もなく、

これをしたい!ということもない。

派遣の仕事を転々としながら、

ギリギリの生活をしている。

一度でいいから、お金の心配をせずに

生活してみたいと思っている。

そして、ただお金のためだけで、

代理母になることを引き受けてしまう。


依頼人は、あとは子供さえ持てたら、

全てが揃うというような夫婦。

リキも、その夫婦も、

これはビジネスだと、ひとつの

プロジェクトだと思おうとするけれど、

いざリキが妊娠して

命が育ち始めると、

リキも、そしてその夫婦にも、

いろんな困惑や後悔や怒りが湧いてきて、

どちらもが、その感情に

振り回されて混乱していく。


子供は双子だと分かり、より混乱は

増していくのだけど、

いざ赤ん坊が産まれてしまうと、

何もかもがちょう消しになってしまい、

誰もがただ赤ん坊の持つ祝福に

包まれてしまう。


もし本当にこの代理母を、

ビジネスとして終わらせようとするなら、

リキには出産後、赤ん坊とは合わせず、

すぐ引き取ることだと思うけど、

可哀想だからと、

2ヶ月赤ん坊と一緒にいて、

その後別れてくれ、などというのは

母性を無視して、より可哀想だというのは

わかりきっていて、

そして

最後の驚くような結果に結びつくけど、

まぁそれで良かったような…。

一応ハッピーエンドのような? 

代理母、

あまりに問題が大きすぎて、

考えることもできない気がする。


何にせよ、全く立ち止まらず、

本当に一気に入り込んで

読んでしまいました。

これは、面白かった、というのではない、

なんと言ったらいいのかわからないけど、

代理母という難しい問題について

ひとつのノンフィクションのお話を

目の前で見たような🤣

桐野夏生劇場⁉️



全く話は変わり、

前回は、ワールドカップ、スペイン戦の前に

投稿していますね。

やはり予想どおり、スペイン戦、

見てしまいました!

そしてまた泣きました😆


サッカーのワールドカップは、

もうずっと楽しみにしています。

予選から追いかけてみています。

だけど、

今回のワールドカップは、まず開催国が

カタール、と聞いて、

カタール大丈夫?から始まり、

(  まぁ前回のロシアも、今となっては⁇ですが )

予選も最初からハラハラ。

やっと出場出来るとなっても、

スペインドイツのグループに入ってしまい💦

ああ無理😰となり。


だけど、今回ここまできて思いますが、

私のような、30年前の記憶を引きずっている

ようなファンには、もうおよびもつかない程

日本のサッカーはもしかすると

成長してるんじゃないの?


今回、ドイツに勝った時、

大昔オリンピックで、ブラジルに勝った

マイアミの奇跡、を思い出したけど、

いや、もしかすると、奇跡じゃないのかも、

とスペイン戦で思ったり😜

まぁ今浮かれてるだけですけど㊗️


そしてカタール!

今更ですけど

大丈夫?とか思ってごめん🙏

さすが金持ち国!

開会式、素晴らしかった。

一大エンターテイメントでした❣️


今日24時、クロアチア戦。

またまた寝られない模様です。

こうなったら、寝不足も続いた方が良い😜



大阪駅の、「つるんつるん」

楽しそう💕