図書館で見つけました。

原田ひ香さんは、3冊目かな?

「三千円の使い方」「彼女の家計簿」

を読んでいます。

今、「一橋桐子の犯罪日記」を予約していますが、

NHKで松坂慶子さん主演のこのドラマを

やっていますね。これは観ています。

原作は、試し読みで、Kindleで、読んだだけなので、

どうなのか分かりませんが、

ドラマは、松坂慶子さんの一橋桐子が、

あまりにも可愛くて、単純で、

笑うしかない😆という感じです。

原作の試し読みでは、

シリアスな孤独な老女の

お話しと思っていたんですけど😅

そしてこの「三人屋」も、

ほのぼのしているか?と思えば、

かなり深刻な問題もあり、

笑い話か?と思っても、

深いトラウマになっていたり、

なかなか意外性のあるお話しです。


「三人屋」

両親の残した喫茶店のあとで、

三人の娘たちが、それぞれ

朝は、モーニングを出す喫茶店を三女

昼は、讃岐うどん屋を次女が、

夜は、スナックを長女が、と、

時間帯で、各々違う店をやっていて、

一応、「ル・ジュール」という名前はあるけど、

地元の商店街の人たちはみんな

「三人屋」と呼んでいる。

それだけ聞くと、とてもほのぼのとした

三姉妹のお話みたいだけど、

ところが、いろいろな事件や事情があり、

次女と長女など、ずっと口もきいてないし、

顔も合わせてない、という🤣

だけどまぁ、一軒の店を、シェアして使ってる

訳だし、音大を出て、昔はオーケストラに入っていた

という父親への、こだわりの思い出も共通に

持っている。

そして、その三人屋に集う

地元の商店街の人たち、

特に三姉妹の全員と駆け落ちしたことがある、

という噂の、小さなスーパーの若旦那?を中心に、

それぞれの店主達のお話し、

そこで暮らし、三人屋に通うサラリーマンのお話、

どれもなかなか面白く

そんな人達が集まるこんなお店が、

すぐ近くにあったらいいのに、とも、

こんなお店をやれたらいいな、とも

思えますが、

どこにでもあるようで、なかなかないお店

なのかもしれません😅


とりあえず食べ物屋さんのお話なので、

朝の三女のモーニングのトーストしたパンも

昼の次女の讃岐うどんも、

とても美味しそうではあるけど、

ところが、なんとなくフラフラしていて、

自堕落にも思える、スナックをしている長女が、

たぶんいちばん料理が上手で、

毎日精米して、一食ずつ土鍋で炊くご飯や、

キャベツの糠漬け、おからや、大根煮など、

スナックとは思えないほどのこだわりの

アレコレ。

だけど、別に気負ってもなく、ごく自然に

それらを作っているところなど、

お話の本筋とはかなり外れたところですが、

読んでいてとても楽しくなりました。

こういうふうに、何気なく自然に料理をしてしまう人

大好きです。そしてきっと美味しいです。

そんなことばかりに気が引かれてしまいますが、

いろいろと、事件も起こり、

エッなぜ?というようなところもあり、

どこに落としたら?と思いつつ

でも読んでしまうという本でした。


今日は、娘が帰ってきたので、

餃子を作り、鍋もして、

半分以上食べてから、

餃子上手に焼けたのに!写真撮らなきゃ!

となって、残ったのを、並べ直し、

写真を撮るから待って!と🤣

こんなふうになかなか綺麗に焼き目が

ついて焼けることは珍しいです。

味も今回は、ニラと白菜、それと椎茸も使い、

オイスターソースを少し多めに入れたので、

いつもより味も濃くてなかなか美味しく出来ました。

形は、崩れて中身が飛び出したり、も少しあり

それはまぁ、直して😅

「最初に撮ってよ!こんなに食べてからなんて」

と娘に言われながら…😜

が、どんぶりに沢庵を盛って出してきたのは

娘です🧐

もう貧弱な鍋の向こうに映ってしまった💦