図書館に予約していた本。
途中まで、なかなか話しが繋がらなくて、
「静子の日常」に逃げたりしましたが、
後半はイッキ読みでした。
何しろ、
戦争、不登校、ボランティア、大震災、パラリンピック、義足、海外支援、コロナ、と、内容がいろんなことが詰め込んであって、
しかも主人公みのりを中心に、祖父の清美、甥の陸とそれぞれの話しがあり、年代も行ったり来たりして、
最初は、いったいどこに向かっているのか?
わからないままなのでとても読みにくい。
それだけに、後半にやっと繋がった後は、
いっきに引き込まれていきました。
私達が、正しいと思っていること、常識、は、
それはあくまで今の日本に生まれて育った私達の常識であり正しさであって、
時代が変わったり、国が違うと、全く違う常識、正しさ、があるものなんだということ。
海外支援のツアーで、
自分の正義感からしたことが、大きな過ちだと知った
みのりは、そのことで深く傷つき、それ以来、全く積極的に生きられなくなっている。
甥の陸は、自分が何気なく言ったことが、クラス中を巻き込んで大きくなっていくことに怖くなり、不登校になってしまった。
そして戦争で片足を失った祖父清美は、ずっと心を閉ざしたまま、何も語らない。
その祖父に届く不審な手紙から、
初めて祖父の過去が明らかになってくる。
祖父は、戦争前は、陸上の選手だった。
そして家族には何も言わないで、70代の時、競技用義足で走る練習をしていた。
祖父の過去を探っていくうちに、みのりも陸も、
そして少しずつ自分の過去を語り出した祖父も
変わっていく。
義足の話では、以前読んだ中山七里さんの
「翼がなくても」での義足の話で、少し知識があったので、競技用義足の話もよく理解できました。
最後は、最初の読み辛さをすっかり忘れるほど引き込まれ、とても感動しました。
角田光代さん、やっぱりさすがですね。
WOWOWで、「老後の資金がありません」
観ました!これは、もうただ面白く、全くのコメディ🥸 大笑いして観ました。
本よりいいなぁ、と思うのは、出演者の皆さんの
バラエティにとんだ楽しさ❗️
天海祐希さんも当然ですが、
草笛光子さんのなんとステキなこと💕
今日は、厨房の仕事😰
重たいピリピリした雰囲気の中で、
私ひとり、何も気づかないふりで、テンション高く、
(いつもそんな場では、ノーテンキに振る舞う癖があります😎)
やっていましたが、さすがにやっぱり疲れました💦
帰って、シャワーを浴びて、ソファに寝転んだら、
そのまま1時間ほど寝てしまいました😅
ただ、次シフトからは、もうほぼ入らなくてよさそうです✌️
面白さや刺激は無くなるけど、まぁ平穏なことが、
今はいちばんいいかな😜