中山七里さん、2冊目です。
図書館で見ると、中山七里さんの本は、とても
沢山あって、どうして今まで知らなかったのか
不思議なくらいです。
さて、シリーズものは、順番に気をつけて、
と教えてもらったので、
どれが?と悩み、結局シリーズものではなさそうなこの本を選びました。
主人公は、テレビ局の報道の記者。
16歳の女子高生の誘拐殺害事件を
スクープを狙って奔走している。
事件そのものより、
むしろ、報道というもののあり方の問題を
大きなテーマにした小説でした。
確かに、最近も特に思いますが、
ひとつ大きな事件があると、
それについてどこまでも枝葉にまで細かく
声高に何度も繰り返し報道されて、
視聴者の側で、
選別したり、加減をしたりしないと、
何か間違った判断をしてしまうのかもしれないと思ったりしています。
でも、それを仕事として、
スクープをあげ、視聴率をとることを目的としている記者という立場にいると…。
警察官として同じ事件に取り組んでいる刑事から、
「あなたたちと、自分たちでは、手段は同じでも目的は全く違う。自分たちは、被害者と遺族の無念をはらすために働いているが、あなたたちは、不特定多数の
鬱憤を晴らし、事件を娯楽に変えている」
という指摘は、
報道というもののあり方の
ひとつの真実かな、と思ってしまいます。
主人公は、報道の場にいて、
悩み苦しみながら、自分達の持つ力の大きさや、
だからこその責任の重さに気づき、
そして、報道というもののあり方を
深く考えていきます。
事件は、最後に、思いがけない展開になり、
ミステリーとしても充分楽しめました。
スニーカー初めて履いて行った日に、
ロッカーで記念写真🤣
誰にも全く気づかれもせず、
まして、ジャックパーセルなんてたぶん誰も
認識していなくて、
ひとりで恥ずかしがっていただけでした😅
去年のオニツカタイガーより、ちょっと重いけど、
何にでも合わせられていいかな✌️
今までの夏のスニーカーの中では、
いちばんまともかもしれません。
いつもかなり派手でした💦