再読の図書館の本。

一度読んでいるはずなのに、

とても新鮮で、以前読んだ時も同じことを

した覚えがあるけど、

ストリートビューで、東京会館を探して、

今度東京に行ったら、絶対行こう!

と再度決意し🤣


東京会館の大正時代から、現在まで、

旧館の時代を上巻で、新館を下巻で

10遍の、それぞれの時代の

それぞれの人の、東京会館にまつわるお話し。


東京会館の中で働く、

レストランのシェフや、パティシエ。

バーテンダー、案内係のボーイ。

自分の仕事が本当に好きで、

ひたすら真面目に愚直に取り組む様子。

特に若い時代のその人たちの真剣さが

とても素敵で気持ちが良く、

羨ましくさえなるほど😉


東京会館にお客さまとして訪れる人たち。

幼い頃から家族で、夫婦で、結婚式で、

など、東京会館を、

思い出のある、懐かしい場所として

覚えている人たち。

そして、そこで働くスタッフたちとの

温かい交流。


第九章は、

辻村さんの実際のことが少し入って

いるのかな?と思いながら読みました。

直木賞を受賞する作家の話しです。

そういえば、辻村さんが直木賞をとった時、

ああもう、私の子供の世代の人が、

直木賞をとるんだなあ、と

感慨深く思った覚えがあります。


実在する、東京会館、という建物。

シャンデリアや、壁紙や、の内装のことや

レストランの料理、おみやげのお菓子など、

きっと行けば、そこにあるはずで、

私が本を読んではよくしてきた

聖地巡礼?の候補として、

これからの楽しみができた本でした!