ゴールデンウィーク。
息子も帰省せず、全く変わりのない
私の日常💦
ただ、仕事終わり
いつもブラブラする梅田界隈の
人の多さ‼️
まさに2年ぶりの人混みに、
なんだかひるんでしまい、
このゴールデンウィークの間は、
いつも直帰しました🤣
今日は、平日のはずだけど、なんのなんの、
明後日までは、仕事帰りの散歩は、
やめた方がいいようです。
この間の本の整理のおかげで、
何冊も、また読んでみたい、と思う本が
出てきました。
その中の一冊。
浅田次郎さんの、「日輪の遺産」
終戦の直前、
敗戦の後の日本が、再び立ち上がるため、
そのための財宝を、地下壕の中に隠すという任務。
敗戦の4日前、
その秘密を、守るため、
35人の少女たちを騙して、その作業にあたらせる。
まだ13歳.
自分達は、本土決戦のための重要な武器を、
運んでいるのだ、と、「七生報国」と書かれた
鉢巻を巻いて、その虚構の大義を信じきって、
日本のために、と。
以前この本を読んだ時より、
今、戦争は、毎日そのニュースをみて、
そして、身近な脅威として感じていて、
その上でこの本を読むと、
戦争の悲惨さ、などという安易な言葉では
伝えきれないもの。
つい、今のウクライナを、考えてしまいますが
国民総動員令や、
火炎瓶ででも戦うという人や
絶対に降伏しないという大統領も
とても否定はできませんが…。
ただ、35人の13歳の少女たちが主人公の
戦争の話は、あまりにも切なくて、
その不条理さにいたたまれないほどでした。