久々の更新です。

動画のアップは、人知れずインデックスのページ

https://ameblo.jp/daimaru-t/entry-12543886024.html

をコソコソ更新しており、特に動画を宣伝することもしていないわけですが、まだ立ち上げたばかりのチャンネル、再生数も非常に低いので、新規記事で紹介しながら宣伝するとします。

 

3学年×4教科を並行して更新したかったですが、時期的に世間の期末テスト直前期、ならばテストに合わせて、せめて1学年だけでもなんとか完結したい、と思ったら、今回は中3だけしか上げられませんでした。

しかし、中3生だけは、だいたいの学校の進度で試験範囲を押さえられたと思います。

 

理科はイオンの所が中心で、中学の理科の中ではそこまで難しい単元でも無いと思っていたのですが、私の教室がある学区だけかも知れせんけど、この「イオン」が全く分からんと言う声が異口同音に聞かれます。

 

今のところ、私が直接理科を指導する機会がないので(テスト対策の講座で教材を作成するくらいなので)、細かくは分かりませんが、もしかしたらその学校の理科の先生個人に問題があるのか、またはそうでないとしたら教科書に全国的な問題があるのかもな、と考えてみました。

 

「脱ゆとり教育」の流れの中で、理科も、かつて高校で教えていた内容がかなり中学に降りてきています。高校の「周期表」や「電子配置」も今は中学の教科書に載っています。

中途半端に化学の知識がある人からしたら、「周期表がないとイオンが理解できない!」「電子配置まで学ぶ方が正確にイオンが分かりやすいだろう?」と考えるかも知れませんが、今の中学生たちが、昔の中学生たちに無かったほど「イオン音痴」になっている結果を見ると、その考えに落とし穴があるかも知れません。

 

どんな教科でもそうですが、「正確に、正確に」と何でもかんでも教えようとし、どれも並列に扱い、その結果、何が大事で何が言いたいか分からなくなると、理解が出来ないものです。大学レベルの化学から見下ろせば、「電子配置」もまた不正確な仮定のモデルに過ぎない、ただ、高校化学を理解するのに便利だから使われているだけのモデルです。大学化学では使えませんし、昔は中学化学でも使っていなかったものです。

 

分かりにくくするだけの正確さなら要らないのです。(どうせ不正確なんだから!)

私のように、コレだけ覚えたら良いんだ!それを応用させるとコレも解ける!コレも解けるだろ!?

と、芋ずる式に活かせる知識、その為には平気で指導要領に記載されている内容でも「要らん!」と捨てる、大ざっぱに分かりやすく…。私は受験屋だから極端かも知れませんが、それが出来る身分であり、それが出来るノウハウを持っているので、少しでも世間に伝われ、と思う次第です。

そんな私のイオンの動画はこちらの3本。

ちなみに、イオンの1本目は、私の専攻でもあったため、雑談が止まらなくて、15分を目安にしているのに、30分近い動画になってしまっています…。

 

水溶液とイオン

電気分解と電池

酸とアルカリ

 

社会・数学・英語も今回の範囲を上げました or 上げています。他教科の話もまたいつか。