柳原白蓮
NHKの連続テレビ小説『花子とアン』
熱心に御覧になっている方はご存知かもしれませんが・・花子の親友、蓮子(仲間由紀恵)のモデルは大正昭和に活躍した歌人
柳原白蓮さんです。
大正3大美人のひとりでもあられます。
その白蓮さんあこがれの人が・・・
江戸期、水墨画(南画)界の巨匠、田能村竹田(たのむらちくでん)です。
名前からもお分かりのように、この町出身の方です。
蓮子さん・・じゃなくて白蓮さんは、わざわざ田能村竹田の旧家をたずねにここまでいらっしゃってます(昭和29年)。
そのときに詠んだ歌が・・
見ぬ人も 恋しやいまも わが前に あるかとぞおもふ 窓へのあたり
見たことはない愛しの人、竹田さん。
その人のおうちまで訪ねたとき、目の前に、その窓辺のあたりに、彼が居るような気がする・・
そんなところでしょうか。
この句、直筆のものが最近見つかりまして、いま、当館の玄関に飾ってます。
実はいま竹田市立歴史資料館にて柳原白蓮と竹田展(28日まで)という特別展が行われてまして、それに合わせて掛けました。
意外なところで意外な人が、竹田と繋がっているものですね。