川端康成との縁
有由有縁 (当館の先代の書)
現在、藤花楼の玄関に飾ってある掛け軸です。
川端康成の言葉で、「何か理由があって人と人は出会う」といった意味です。
当館の常連客に高田力蔵という画家がいました。長い時で半年間も滞在していたといいます。
写真むかって左が高田。右は川端康成。
川端康成に「良いところがあるよ」といってこの地に呼んだのが、その親友の高田力蔵でした。
そして、この地(竹田市・九重町)を舞台にして書いた小説が「続千羽鶴 波千鳥」なのです。
そんな川端康成との縁に思いをはせ、当館もいくつか川端康成の直筆作品を所蔵しています。
こちらが本物の有由有縁
感會
旅館らしく、旅や出会いを思わせる作品です
新館のあるお部屋にある「生涯一片山水」
地元の名士にあてたお礼の手紙。
ほかにもありますので、当館を訪れた際はちょっとこのブログのことを思い出していただき、是非ご覧になってください。