少し、談話室のこと
今日は別館・藤花楼にある「談話室」をご案内してみようかと思います。
いらっしゃったときのために、ちょっと予備知識をつけておいて下さい。
藤花楼のフロントの裏にあるちょっとした多目的スペースです。
読書はもちろん、ご休憩やお客様同士の待ち合わせにお使いいただいております。
須田剋太の手によるものです。どちらかというと洋画家として知られている人です。
この方は画もそうなんですが、この書もまた非常に豪快で、人の心を一瞬で掴み寄せるような引力を持っています。
見にくいですね、御免なさい。ぜひ実物をご覧になってください。
この絵はあの福田平八郎の師として知られる首藤雨郊(しゅとううこう)の作品です。
幻想的なまでの美しさを感じさせる日本の原風景です。
この絵の凄いところは、近寄って見れば見るほど美しいんです。緻密に繊細に描き込まれています。
この絵の前でずっと立ち止まられているお客様に何度もお目に掛かりました。
ちなみに苗字が私と同じ「シュトウ」ですので、縁のある画家ではないかと勘違いされるかたも多いですが、実は大分県ではシュトウはありふれた苗字なんです。
当館とゆかりの深い画家、高田力蔵に向けて書かれたものです。
高田画伯のことはまた折をみて詳しく紹介させてください。
先代の社長と私の本が混じり合っているため、統一感には欠ける・・・かも知れません・・・
こちらに積み重なっているのは30冊目に達した藤花楼用の「お客様ご記念帳」。
お泊りでもお立ち寄りでも、ぜひ一筆残していってくださると嬉しいです。
おまけ
先日のサフラン、ちょっと大きくなりました。
ここからどう変化するのでしょう・・・