今ごろ・・・・と言われても、自分の都合優先で七五三の写真を
撮ってきました。
後輩の所だったので家族写真も合わせて依頼。
こちらから「依頼」したと言うより、「営業」されたみたいな・・・・
しかし写真館も変わりましたね。
昔は飴持って「は~い笑って下さい~!」な感じで
すぐ終了したのですが、
今は様々なバリエーションを増やし3時間ぐらい掛かりました。
もちろん値段も増額しているんでしょうが・・・・・
遠目からガキの撮影を見てましたが、これはこれで大変そうでした。
「は~い笑って!」「ワイルドだろ~!」なんて一生懸命に
笑顔を引き出そうと頑張っていましたが・・・・・・・
しかし私は理解してました。
うちのガキは簡単には笑わないことを・・・・・
それを知らない後輩君とアシスタントは楽勝に
「おチンチン!」「ポケモ~ン」なんて頑張っていましたが
全然笑いません・・・・・・
「欣也!わりいけどウチのガキはその程度じゃ笑わないよ」と
あまりにも笑顔の写真が撮れないので後輩に声を掛けました。
たぶん彼らも幾度となく経験を踏んでいるんでしょうが、
親が子供の状況を見破らないわけありません。
「笑わない」のでなく「笑えない」のであります。
分かってないのはネタで笑わないんじゃなく
ネタ以前の問題で、極度の緊張と初めて体験する空間に
戸惑っているだけなんです。
ネタを強化するのではなく、飴玉を一つくれてやったり、
ジュースを飲ます休憩を与えるなど「安心」を与えるだけで
局面が開けることも勉強でしょう。
しかしながら出来上がった写真を見たらさすがプロと
感心する出来栄えでした。
「さすがだな!」と褒めたらうんちくを語るので、
「違うよ!被写体が良いだけだろ!」と締め落としておきました。
せっかくなんで見てあげて下さい。
生意気に気取ってます・・・・
こいつの結婚する時にも使えたらいいなぁなんて
勝手にバカ親しております。
後輩も出来栄えが良かったらしく、
「うちの広告とかHPにも写真使用していいですか?」と
聞くから、
「バカ野郎!事務所通せ!」なんて大見栄を張っちゃいました。
もちろん芸能活動なんかやらせてませんが
よもやの将来そうなったらおつりがくるぐらいのお返しを
後輩に出来たら良いですね。
親バカの一日でした。

