こんにちは、(F)です。


先日、(S)と共に沿岸地域のお見舞いに行ってきました。


助かったお客様もあれば、お家が跡形も無くなっている所もありました。


岸壁にタンカーが揚がっていて、その下で潰れている自動車、


天地がさかさまになっている家、重機で片付けられるのを嫌い


家の壁にスプレーで「この家には手を付けないでください」と


書かれていた家、近所の酒屋から流れ出たと思われる酒樽、


高台まで上がった醤油屋さんの物と思われる味噌樽、


海岸線からかなり離れているのにここまで津波がきたのだなーと


思い知らされました。


(S)のお客様も岸壁のそばだったのですが、幸い建物は残っていました。


しかし、建物の周りは瓦礫の山、建物の2階部分の階段まで泥の


跡が残っていました。


そんななか、あるお客様の家に行った所、その家のフェンスに


その家の方々がはかない様なジーンズやシャツが干してありました。


聞いてみると、家を流された方たちを自宅で保護しているとのこと、


こんなときにこそ、こういった人のやさしさ、ありがたみを


目にしたような気がしました。


会えなかったお客様もたくさんおりましたが、無事に避難していて


いつの日か再会できることを願います。