こちらの病院のサイトにある症例、猫白血病で19歳までとかダブルキャリアで14歳で元気にしている猫ちゃんが載っています。
注射はアセマンナン、丸山ワクチン(SSMという同等のものを使われている)、内服はインターフェロン(インターキャットではない)、鹿角霊茸 セファランチンなど。
(丸山ワクチンは放射線治療時に白血球の減少を抑えるアンサー20というのが全く同じ成分。アンサー20は丸山ワクチンAの十倍の濃度、AはBの十倍の濃度になる)
寅とハチの発症・闘病で発症してしまうと非常に厳しい状態になるので、キャリアの状態で元気な期間を出来るだけ長くキープするのが一番の治療だと思いました。
サプリはなんとかなりますが、注射類は病院でないと無理なので同じ様に治療が出来る病院を探してみようと思います。
今林動物ケアクリニック
http://www14.plala.or.jp/imabayashi/T1.htm
猫のウイルス病
http://sinryou.gozaru.jp/A3_1.htm#28
猫でもっとも問題となるウイルス感染症は、猫エイズウイルス、猫白血病ウイルス、猫ヘルペスウイルスです。
このほかにも猫伝染性腹膜炎(FIP)や猫パルボウイルスなどがあります。
これらの、一般的な治療では対応できない難治性のウイルス病に対して、当院では免疫療法という特色ある治療を行っています。
インターフェロンや丸山ワクチン、アセマンナンなどの注射治療、内服のインターフェロンや、免疫増強サプリメントを組み合わせて使用し、最も問題となる体力の無い子猫や老猫、エイズ・白血病のキャリアの猫でも素晴らしい効果を得ています。
白血病・エイズ両方陽性のパオちゃん
パオちゃんは14歳のおじいちゃん猫。平成17年から通院しています。ごらんの通り右耳は以前の耳血腫で変形し、ウイルス病以外にも老化による歯槽膿漏や腎不全も持ちながら頑張っている子です。
初診時3200しかなかった白血球も、最新の平成19年2月の検査では7300とほぼ正常値。腎機能もどうにか維持しています。
猫白血病陽性のキンタくん
どうしても猫を飼いたかった飼い主さんが、ノラ猫だったキンタ君をスカウト(?)し、家猫になりました。
しかし、繰り返す結膜炎や貧血が酷く、来院して検査したところ白血病であることがわかりました。初診時の白血球数は3200/μl。通常の半分くらいです。しかも、その白血球中のリンパ球の占める割合が90%の高値。(通常は50%あれば多いほうです)
貧血も重度で白血病特有の非再生性貧血を呈していました。早速アセマンナン(免疫刺激剤)とインターフェロン、セファランチン等の治療を行なったところ、数日後には白血球が5000まで増えリンパ球の形にも変化が現れました。今は大きく体調を崩すことなく、一週間に一度の通院で免疫療法を続けています。
猫白血病の星★19歳のテツコちゃん
10年くらい前から口内炎症状を主に来院していました。当院が免疫療法を始めたころからの患者さんです。
当初はブロンカスマ・ベルナ、平成13年からはアセマンナンを使用して、3~4週間に一度の注射による免疫療法を行っています。
白血病とはいえ、発症は抑えられており、処方食も食べているので毛艶もよく、19歳には見えない元気なおばあちゃんです。飼い主さんも調子がいいからと、来院間隔があきすぎて院長にたしなめられるほど・・・。
白血病の猫の飼い主さんの希望になれば・・・と思ってご紹介しました。
テツコちゃんは、平成18年、エイズ・白血病が直接の原因とはならず老化による腎不全でこの世を去りました。
↑一部抜粋、他にも沢山症例が載っています。