★昨日の話し合いのご報告。田島いっせい先生も飛び入りでご意見頂きました。 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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※不妊治療は限定記事にしています。

続いてもうひとつ藤野真紀子さんのブログから転載です。

住民の一時帰宅もままならない状態での愛護団体の立ち入りはなかなか難しいようですね。

水素爆発、だらだら漏れ続けるのは今後ずっと続きますがこれまでの様子を見ると急に爆発はないのでは・・・と思えますが。

燃料が格納容器を突き破って落ちて下の水と接触して、水蒸気爆発というのが一番怖かったのですが、ほとんど燃料が溶けているらしいのに爆発は起こっていませんし。。


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http://ameblo.jp/makiko-fujino/entry-10919983573.html#main

2011-06-11 13:54:33

昨日の話し合いのご報告。田島いっせい先生も飛び入りでご意見頂きました。

テーマ:レッスン

やはり、政府見解は、現状がギリギリのペットレスキューの限界と言うニュアンスでした。 国には、<想定外は許されない>ということでしょうか。一番の危惧が、原発の水素爆発とのこと。絶対に起こらないとは言えない、万に一つ水素爆発が起こった場合、圏内にいる人達全員に速やかに連絡され、速やかに避難し、被爆者を出さない、国民の安全、命守る責務から、国としては圏内に入る人数は極力制限、との方針のようです。
島田先生のご説明ですと、一時帰宅の方々ですら、厳しく規制され、帰りたくても、人数も時間も制限され、今度は何時帰れるのかもわからない状況で耐えておいでです、あくまで危険回避のための厳しい規制のなかで理不尽な現状を受け止めざるをえない状況です、ペットもギリギリの危険回避可能な規模で行っていて、現状以上に広げることは、一時帰宅すら自由に許可されてい住民の理解を得にくい、従って愛護団体だけに特別の立ち入り許可を出す訳にはいかないでしょう、といったご主旨だったと思います。 *

経産省の見解。(①禁止区域に入る時の安全性が充分まもられているか。防護服、線量計など。②避難態勢がとられているか。特に、万に一つの原発の爆発が起きた場合の連絡手段、避難態勢が明確に認識されているか。③ペット持ち出しのさいのスクリーニングの徹底がされるか。)
以上の点から、安易に、民間愛護団体に許可証を出すのは難しいとのこと。スクリーニングは当然してますが、
圏内のペットが救出されていることご存知ないので実際のペットの数値の認識がないようです。経産省の方なのですが、少し疑問に感じたのが、家畜のように人の口に入る動物ではなく、例え被爆したペットでも洗浄すれば、共に暮らしす人が被爆はしないはずですが、この点が明確に理解されてないのではないかと感じましたので、この点は、認識してもらうよう説明しました。
例えば、寝たきりのお爺ちゃんが圏内に2ヶ月以上止まり被爆したとして、そのお爺ちゃんから周りの人に被爆が移りますか?洗浄すれば人から人に被爆が感染しないはずです。
2ヶ月以上圏内にいたペット持ち出しは不安という経産省の見解は私には、理解出来ないものでした。我が子が被爆したら、抱きしめないのですか?怖いのですか?移らないのですよ、抱きしめたって。
その子の体が被爆で蝕まれ、その子が苦しんでいる、それを抱きしめてやれないのでしょうか。
福島への風評被害につながりかねない認識のような気がします。しかも、現在レスキューしている子達の線量も基準以下ときいていますし。

*環境省の見解。(住民福祉は勿論だが、純粋に動物愛護の観点から、許される中で最大の努力をしたい。行政としては、現在ほぼ毎日の一時帰宅の際にレスキュー餌やりをしている。1日犬15頭位のレスキューあり、スタート時より成果があがってきている。-ライカさんの小雪ちゃんの捜索にも入ってくれてました。- 公益性の高い理由付けで市町村レベルで個別に対応していくのが地道だが確実と思われる。防疫の観点からも、動物達の命の観点からもこの夏迎える前までに何とか動物達をレスキューする必要性を認識している。
>とのことでした。
原子力相手の役所と、命と向き合う役所では、やはり感じるところが違うのか、人それぞれの感性の違い、問題なのか、複雑な思いが残りました。市町村レベルでのペット支援を、やはり積み上げ、ボトムアップ、後方支援を行政、国からトップダウン、その都度依頼することが、今確実にやれることのようです。 しかし、今のままでは、後日に遺恨残すことにならないか、国の責務とは何か、もう一度考えるべき、との見解、松野先生もお口添え頂きました。 いつかは、どこかで少しずつ動くと信じたいです。