100倍ストロンチウム、福島第一土壌から検出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110509-00000182-yom-soci
読売新聞 5月9日(月)7時32分配信
東京電力は8日、福島第一原発敷地内3か所の土壌と、同原発と福島第二原発の沖合4か所の海水から、放射性物質のストロンチウム89、90を検出したと発表した。
特に土壌2か所から見つかった、骨に沈着するストロンチウム90は、冷戦時代に実施された核実験の後に、日本で観測された濃度の約100倍に上り、東電は今回の原発事故で放出されたものとしている。
一方、第一原発の放水口付近などから採取した海水に含まれていたストロンチウム90は、国が定める濃度基準の最大でも3割程度だった。
採取日はいずれも4月18日。
特に土壌2か所から見つかった、骨に沈着するストロンチウム90は、冷戦時代に実施された核実験の後に、日本で観測された濃度の約100倍に上り、東電は今回の原発事故で放出されたものとしている。
一方、第一原発の放水口付近などから採取した海水に含まれていたストロンチウム90は、国が定める濃度基準の最大でも3割程度だった。
採取日はいずれも4月18日。