★飯舘での酪農断念 11戸、全乳牛処分へ | きじとら☆茶とら+はちわれ

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※不妊治療は限定記事にしています。

2日のニュースですが。

早いうちに全頭避難させておけばこうはならなかったのに残念で仕方ないです。

読売には子牛は別の地域へ売るとありました。


追記:肉牛は販売とのこと。




飯舘での酪農断念 11戸、全乳牛処分へ

http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/05/post_1145.html

東京電力福島第一原発事故の影響で全域が計画的避難区域となっている飯舘村の県酪農業協同組合飯舘支部は1日までに、村内で酪農を休止することを決めた。乳牛は近く全て処分する。


 同支部は酪農家11戸で構成。原発事故に伴い、村内の乳牛の原乳は出荷制限が続いており、酪農家の経営が悪化。村外に避難させても、十分な世話ができず、従来のような搾乳は将来的にも困難になると判断した。経営難のため、乳牛は餌を十分に与えられずに弱っている状況という。

 同支部は補償額を算定し、国や上部団体に訴えていく方針。支部によると、村内では、成牛と子牛合わせて約300頭が飼育されている。




飯舘牛、全頭出荷へ 村公社「移動は肉質に影響」

河北新報 5月5日(木)6時14分配信

 福島第1原発事故の影響で、全域が計画的避難区域となっている福島県飯舘村の村振興公社(理事長・門馬伸市副村長)は、村畜産技術センターで肥育している飯舘牛約270頭を全頭手放す方針を固めた。
 公社は生後10カ月の子牛を19カ月間肥育し、市場に出荷している。公社の方針によると、肥育開始後間もない子牛は、県内外の畜産農家に買い取ってもらう。その他の子牛も市場に順次出荷するという。30日の理事会で正式に決める。
 門馬理事長は「(住民の避難に伴い)牛を移動させたりすると、ストレスがかかって肉質に影響する。ブランドの維持は困難だ」と説明した。
 飯舘牛1頭当たりの価格は50万円程度にまで落ち込み、利益を出すのが難しくなっていることも理由という。
 村は1988年に公社を設立し、年間平均300頭を生産。このうち肉質が最高級のA4、5の牛だけを「飯舘牛」のブランドで販売してきた。