★「緊急災害時動物救援本部」に対し、シェルター設置を要望します。 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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うちの猫達と他所の猫達のことなどあれこれ書いてます。
※不妊治療は限定記事にしています。

ペット法塾の会員さんから以下のメールが来たので転載します。

阪神大震災のときの動物への義捐金も、結局残ってあちこちにばら撒かれたんじゃなかったですかね?

事務局が日本動物愛護協会って知らなかったのですが、こんな日ごろから何のためにあって何やってるんだから分からない、現場で活動してない団体が事務局とは。。


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ご協力をお願いいたします。 (このメールはBCCにて送信させていただきました。)

この度の大地震において多くの人が被災されましたが、沢山の動物達もまた被災しました。
そして、被災した動物達を救う名目で立ち上げられ、2億数千万の義捐金を集めた「緊急災害時動物救援本部」はもっとも重要である、被災動物のシェルターをいまだ作っておらず、フードや医療品の手配を主な仕事としています。
「義捐金は何に使うのか?」「シェルターを設置しろ」と苦情が毎日寄せられているそうですが、まだ動きません。

ペット法塾から、シェルター設置について公開質問状が4/21に提出されました。

質問状はこちら↓


しかし、正式な回答はなくいまだシェルターは設置されません。
彼らは、飼い主のはっきりした動物のみ支援しており、津波によって泥まみれになり、飼い主とはぐれ放浪しているものについては手を差し伸べていません。
犬達は、長い距離を歩き、足を引きずっているものも多いです。

動物救援本部のHP 活動内容はこちら↓

やっと今頃になって、複数のシェルターは必要になるだろうと言う文言に更新されましたが、信用できるものではありません。
阪神淡路を含む他の大震災の時は、すみやかにシェルターが設置されました。
シェルターがあれば、ペット不可の避難所(これ自体改善の余地はありますが、、)に行く被災者もペットを置き去りにしなくてよかったでしょう。
また、小さな愛護団体が現地入りして必死で救済活動をしていますが、彼らも保護したペットたちを安心して預け、更なる保護活動ができたでしょう。
シェルターがないため、餌だけあげて見捨てるしかなく、嬉しそうに後をついてくる犬を何ともしてやれないのです。
今では、小さな愛護団体は、一時預かりさんの家庭、自分の家庭に収容限度を超えて動物達を収容しています。
資金面、衛生面で大きな問題に発展しなければよいのですが、、、

また、無理をして家賃を払い、個人のシェルターを設置し、命と真正面から向き合って活動する団体もあります。


現場の写真も沢山掲載されています。身を粉にして活動している団体です。

 この度、福島原発事故 20キロ圏内が立ち入り禁止となり、被災者が一時帰宅を許されましたが、つながれたままのペット、放浪しているペット、室内にいるペット全て、連れて帰ることは禁止されました。
これまでは、餌をやりにいく飼い主やボランティアがいたため、命を繋いでいたペットたちがまだ沢山いるのにです。
(これについては多くの反対意見が出ており、ペット法塾も意見書を出しています。)
被曝の度合いを計るスクリーニングでも全く問題ないのです。
沢山の議員や団体が動き、再検討されてはいますが、連れて帰っても収容する場所がないことがネックとなっています。
放浪している犬は、狂犬病予防法にのっとって、やがては野犬狩りの対象にされるでしょう。
外国のメディアも、日本の動物の扱いについて批判的なニュースを流しています。

動物救援本部が本来の仕事をしていないが為、沢山の助かる命がむなしく終わり、今も失われ続けています。
この件について、皆さんのご意見を、「緊急災害時動物救援本部」にお寄せください。

緊急災害時動物救援本部
(事務局:財団法人日本動物愛護協会)
〒107-0062 東京都港区南青山7-8-1
南青山ファーストビル6階
電話 03(3409)1821 ファクス 03(3409)1868
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> 【緊急災害時動物救援本部の構成団体】
> ・財団法人 日本動物愛護協会
> ・社団法人 日本動物福祉協会
> ・公益社団法人 日本愛玩動物協会
> ・社団法人 日本獣医師会
また、監督省庁である環境省にも声を届けてください。

環境省
https://www.env.go.jp/moemail/


よろしくお願いします。   


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