★首相官邸:チェルノブイリ事故との比較 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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うちの猫達と他所の猫達のことなどあれこれ書いてます。
※不妊治療は限定記事にしています。

まあよくもいけしゃあしゃあと・・・。

動画を見てから下の官邸の発表を読んでみてください。

※動画はいつ削除されるか分からないのでまだご覧になっていない方はお早めに。


汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~1_5.avi

http://www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM&feature=related


終わりなき人体汚染 ~チェルノブイリ事故から10年~

http://www.youtube.com/watch?v=AV-_7fgYyz4&feature=related

事故がもたらした人体への影響は10年と言う歳月を経て、風化するどころか逆に深刻さを増しています。

長い潜伏期間を経て癌や白血病などが急激に増加しています。そして放射能の影響は脳にまで及んでいることが分かってきました。被爆者の身体の中で何が起きているのか、世界中の科学者たちが詳しい調査や分析を続けてきました。その結果新しい事実が次々と明らかになってきました。チェルノブイリ原発事故による放射能汚染は10年と言う時を経て、私達の前に想像をはるかに超える姿を見せ始めたのです。


サクリファイス - 犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知られざる現実

(この動画は、2011 年 4 月 29 日に削除されます)

http://video.google.com/videoplay?docid=-6601369124230620869 #

1986年4月に旧ソ連で起きた史上最悪のチェルノブイリ原子力発電所事故。百万人の労働者がその事故処理に狩り出された。放射性物質、放射線の危険性を全く知らされずに作業したため、強い放射線を浴び、放射性物質を体の中に取り込んでしまった作業者達。健康を害し、亡くなってゆく彼らに医療は為すすべを知らない。 地震大国日本で同様、あるいはこれ以上の事故が起きないと誰が言えるだろうか?


http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html

チェルノブイリ事故との比較

平成23年4月15日

チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO, IAEAなど8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表し、25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表した。これらの国際機関の発表と福島原発事故を比較する。

  1. 原発内で被ばくした方
    *チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
    *福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。

  2. 事故後、清掃作業に従事した方
    *チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
    *福島では、この部分はまだ該当者なし。

  3. 周辺住民
    *チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。

    *福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響は起こらない。

一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。

長瀧重信 長崎大学名誉教授
    (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)
佐々木康人(社)日本アイソトープ協会 常務理事
     (前 放射線医学総合研究所 理事長)