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福島第1原発:2号機の取水口で亀裂 高放射線量水が海へ

毎日新聞 2011年4月2日 15時02分(最終更新 4月2日 17時00分)

http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110402k0000e040077000c.html

東京電力は2日、福島第1原発2号機の取水口付近にあるコンクリート製のピットで、高い放射線量の水がたまり、亀裂から海に流出しているのを確認したと発表した。

 ピットは電源ケーブルを収めた保守管理用の穴。縦、横は1.2メートル、1.9メートル、深さは2メートル。同日午前9時半ごろに見つかった。水は10~20センチたまっており、亀裂は長さ20センチ。ピットの中の線量は毎時1000ミリシーベルト以上、地表と同じ高さでは同400ミリシーベルトだった。

 汚染水が海に流出しているのを直接確認したのは初。東電は、コンクリートをピットに注入して流出を止める準備を進めている。

 原発の放水口付近の海水からは、法令が定める濃度限度を大幅に超える放射性物質が継続的に検出されていたが、東電は「原発から汚染された水が海に流れ出た可能性が高いが、経路は不明」としていた。

 2号機ではタービン建屋地下で3月25日に、建屋外の立て坑で27日に水がたまっているのが見つかり、高濃度の汚染水と確認された。今回見つかったピットの水との関係は不明で、東電は詳しい流出経路を調べる。


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放射性物質の汚染水が見つかった福島第1原発2号機の取水口近くの立坑(ピット、作業員が指差している部分)。流出が確認された前日の1日にたまたま、撮影されていた=東京電力提供(提供は2011年4月2日)


高濃度汚染水が海に直接流出 コンクリ割れで

(04/02 14:23、04/02 16:08 更新)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/283042.html

政府関係者は2日、福島第1原発事故をめぐり、2号機の高濃度汚染水の海への直接流出を確認したことを明らかにした。2号機と岸壁の間にある「ピット」と呼ばれる立方体の貯蔵設備のコンクリート割れが原因とみられる。政府は被災地を視察中の菅直人首相に報告するとともに、対応策の検討を急ぐ。

 2号機タービン建屋地下や付近の地下水では高濃度汚染水が確認されており、東京電力はこうした汚染水がピットまで達し海に流れ出た可能性が高いとみて、詳しい流出経路を調べる。

 高濃度汚染水の直接の海上流出が確認されたのは初めてで、政府は国民に対しても正確な情報を公表する方針だ。