「決断遅い」「言い放し無責任」屋内退避圏内の自治体から政府批判が噴出 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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「決断遅い」「言い放し無責任」屋内退避圏内の自治体から政府批判が噴出
2011.3.25 13:42

 福島第1原発の半径20~30キロ圏内の住民たちへの避難指示を政府が検討していることが明らかになった25日、圏内の自治体担当者からは「判断が遅い」「言いっ放しは無責任」と、政府を批判する声が相次いだ。

 「これまで屋内退避という無責任な指示しか出さず、決断が遅い」というのは福島県川内村の井出寿一総務課長(57)。屋内退避指示後「物資が届かなくなり、避難住民の世話もできずにじっとしているしかなかった」。15日夜、政府の判断を待たずに、富岡町と一緒に郡山市に避難することを決めた。

 南相馬市は24日に圏外避難についての住民説明会を開いたばかり。担当者は「不安があっても残りたいという人が大半だった。国はどのような手だてを取るかも示さず、言いっ放しであまりにも無責任な発言だ」と憤る。



「無責任」「決断遅い」圏内の自治体からは政府批判続出

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/25/kiji/K20110325000497010.html

福島第1原発の半径20~30キロ圏内の住民たちへの避難指示を政府が検討していることが25日、明らかになった。「判断が遅い」「言いっ放しは無責任」。圏内の自治体担当者からは政府を批判する声が相次いだ。

 「これまで屋内退避という無責任な指示しか出さず、決断が遅い」というのは福島県川内村の井出寿一総務課長(57)。川内村は福島第1原発から半径20キロ圏内の富岡町の住民約6千人を受け入れたが、屋内退避指示後「物資が届かなくなり、避難住民の世話もできずにじっとしているしかなかった」。15日夜、政府の判断を待たずに、富岡町と一緒に郡山市に避難することを決めた。家畜農家や寝たきりの高齢者ら村民約70人が、半径20~30キロ圏内に残っている。「これでようやく脱出してほしいと説得できる」と話す。

 南相馬市は24日に圏外避難についての住民説明会を開いたばかり。担当者は「不安があっても残りたいという人が大半だった。国はどのような手だてを取るかも示さず、言いっ放しであまりにも無責任な発言だ」と憤る。「『逃げろ』と指示するなら、そのための燃料を持ってきてもらいたい。市民も混乱している。国の役人がここに来て被災者に説明するべきだ」と訴えた。

 市北部の一部が30キロ圏内に入る福島県いわき市。災害対策本部担当者は、突然の変更方針に「発表前にこちらに連絡があってもいいのではないか」と戸惑いを見せた。担当者によると、同市の30キロ圏内に住むのは約2千人。千人以上が自主避難したとみられるが、安全だと思い戻ってきている人もおり「実際の数は分からない」。担当者は「国や県の支援がなければとても避難させられない」と話した。

 葛尾村の金谷喜一総務課長は「生活が困難になっていることや補償のことを考えると、屋内退避ではどうなるか不安だった」と政府の方針を歓迎した。


[ 2011年3月25日 13:28 ]