今日は更新をさぼろうと思っていたのですが、さっき昨日の朝刊を読むと気になる記事がありました。
読売新聞の医療ルネサンスのコーナーが鼻の不調について特集していて昨日は猫アレルギー。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/
(まだサイトには掲載されて無いようです)
成人女性が実家で猫アレルギーと知りつつ猫二匹と暮らしていたが喘息が悪化して病院に行ったところ「猫を手放さないと治せません」と医師から言われたとか。
結局その女性はご本人も家族も猫が好きで手放すことは考えられず、猫部屋を増築して飼い続けることにされてそれは良かったのですが。。
その医師の「ほんとうは飼育をやめることが最優先です。アレルギー性鼻炎の人はペットのアレルギーも併発しやすいので注意してください」という言葉で記事が終わってます。
そりゃあ、医学的にはアレルギーの原因そのものを排除するのが最善なのは分かるのだけど、庭に植えている花の花粉でアレルギーが出たから抜く・ご近所にもらってもらうとか言うのじゃなくて猫は生きてるわけで。(←花も生きてますが)
手放せって捨てろってことですよね?成猫の新しい飼い主を探すのは相当難しいですから。
おそらくこの医師は猫を飼ったこともないんでしょうが。
私も軽いですが喘息持ち、気管支が炎症を起こしてぜいぜいと息苦しくなると「これがもし急に重症化したら死ぬかも?」とたびたび考えたりします。
ここ最近は気管支拡張剤が無いと横になって寝られないこともあります。
思い切り息を吸おうとしても思ったように吸い込めないというのは苦しい&怖いです。
喘息による死亡者も年間に2000人代を推移していて、その一割弱が軽症の患者さんですし
なので命の危険があるようなアレルギーでも絶対に手放すな、とは思いません。
でも簡単に手放せ、とだけ書かずに一緒に暮らすための工夫も書くとか、親類・友人知人に引き取ってもらうなど新しい飼い主を探しましょうとか書いて欲しかったなあと思いました。
掃除などを工夫すれば何とか暮らせる人まで、手放すのを後押してしまう記事のように感じました。
よく聞くのが赤ちゃんが産まれてその子が猫アレルギーで手放すというお話。
うちは子供はもう望み薄ですけど、もし子供が出来てその子が酷い猫アレルギーだったらお金はかかるけど猫専用部屋を作る等して何とか共存していけるようにして最後まで飼い続けるつもりです。