阿部定事件は、昭和11年(1936年)に
起きた事件だという。阿部定は、愛人の吉蔵を
腰ひもで、首を絞めて殺め、彼の陰部を刃物で
切断して、それを所持して、トンずらしたト。
昭和11年は、2・26事件も起きた年であるト。
この二つの事件は、当時、日本で話題を独り占め
したらしい。阿部定事件は、今まで、何度も、小説化、
映画化されたト。映画で、もっとも著名なのは、昭和
51年(1976年)封切りなった、日本とフランス
の合作、大島 渚監督の「愛のコリーダ」らしい。
吉蔵の役を演ったのは、藤竜也。この人は、時間ですよ
や、寺内貫太郎一家に出てた渋い人だから、知って
るが、阿部定の役は、松田瑛子という、聞いたことの
ない人だ。本映画は、わいせつ罪の対象になったという。
私の、ブログを訪問して下さる奇特な方々は、私が
スケベジジイだということを、よく、ご存じでしょうから、
「今度は、とうとう、阿部定事件まで手を出すように
なったか」と、お思いでしょうが、私は、なぜか、本事件
には、何の関心も湧きません。我ながら、どうしてだろ。
でも、阿部定は、芸者や娼婦を生業にしてたというから、
確かに、悪女好きな私は、こういう女性に惹かれます。
ある、ドラマ化された作品は、阿部定役を、杉本 彩さんが
演ったというから、グラビア女優、半分AV女優の彼女には、
ハマリ役ですね。でも、数年前、ネットで発掘した、プレ
ミアのついた、昭和49年(1974年)冬期頃発行の、週刊新潮
で、知ったのですが、当時、深夜番組23時ショーで、特別企画に
阿部定事件の再現ドラマが制作されることになり、阿部定の役を
日劇ⅯHのダンサー、舞 悦子さんが演じることになったという
のです。舞 悦子さんも、超ハマリ役!!もう、半世紀以上も前の
話しだけど、観たかったな~~。