こんなこというのは、死ぬ程恥ずかしい
話しだけど、ぶっちゃけ、オレはエリート
になりたかったんだよ。小さい頃から、思い
っきり過保護、目いっぱい、我儘に育てられた
オレさ。したがって、オレは、エセ・エリート
主義のものの考えに憑かれて行った・・。
エセ・エリート主義者とは、単なる凡人に過ぎない
くせに、「オレは非凡なやつだ、天才だ!」と、
思い込むことさ・・。誇大妄想狂ってやつかな。
オレは、「てやんでえ、人は、主観的には全知全能
だが、客観的には、無知無能だった、というのは、
よくある話しじゃねーか!」って、開き直る度胸さえ
ないね。オレは、とうとう、一生、一介の民間人で
終わったよ・・。以上、こんなこと、人前では、とても
とても言えねえよ。オレ、なんか、高望みでも、し過ぎた
のかな・・。