ホラー映画の、おすすめパート2です。
今度は、邦画のB級映画、三作です。
いずれも、大作とは言えませんが、私は、
なぜか、いずれも大好きな作品です。
一つ目は、昭和43年、大映で封切りの
「蛇娘と白髪魔」です。梅図かずお氏原作
であり、孤児院に引き取られていた、主人公
の娘が、生き別れになっていた両親にめぐりあい、
やっと自分の家に戻ることができたのですが、
娘は、姉だという不気味な女の子に散々虐げられ
ます。でも、娘は、姉に忍従的で献身的で、少しも
姉を恨んだりしません。姉は、蛇娘なのです。
でも、いろいろあって、最後は蛇娘の姉は、人間の
心に目覚め、妹の命を救うために、自分は犠牲死
します。ラストのシーンで、蛇娘の姉は180℃
ひっくり返って、天使のように笑った表情になり
ますが、実に、美しい顔をしてました。本作は
無名時代の、平泉 成も登場しますし、原作者の
梅図かずおもちょい役で出演してます。
二つ目は、昭和45年、東宝作品の「幽霊屋敷
の恐怖 血を吸う人形」です。主役の、中尾 彬
が若い、若い。吸血鬼女役の小林夕岐子が、金色の
眼をして、美しいやら怖いやらです。
三つ目は、平成4年、東映映画の「2000Ⅹ年 翔」
ですね。風見しんご主演であり、無名時代のダチョウ
倶楽部、キンキキッズが登場します。中々、手に汗握る
迫力映画でした。