朝に思うこと

 

 また、例によって、昭和末、弱輩の頃からの

長年の病気(統合失調症)が、殆ど快復して、

何もかも、誠実に真面目にやるようになった、

壮年の頃の話ししたいです。

 私は、壮年頃から、早起きになった。人に

よっては、キザに聞こえるかも知れないが、

早起きの習慣が自然についたのだ。私は、就学生

の頃、フリーターを転々としてた頃、施設に通って

た頃は、朝寝坊の悪癖が、どうしても直らないの

には、随分泣く思いをしたものだ。私は、どうして、

早起きできないのか、我ながら分からなかった。言う

までもなく、弱輩の時期の私は、どこに行っても

遅刻の常習犯だった。とにかく、朝は眠いからね。

私は、病気が治った時期に、現在の定職に就いた

のだが、(とは云っても親の家業継いだだけだけどね)

私は、中央区在宅で、琴似のアパートに、毎日仕事に

ゆくわけだが、早朝に出掛けないとならなかった。

私は、アパート経営を故父と二人でやっていたのだが、

早朝から、お昼まで、私が、琴似で仕事をやり、それ以降

は、父が受け持っていた。私も父も地下鉄で行っていた

のだが、実は、私が、壮年になった頃、父が還暦の時期に

入り、父は老人無料パスカードを配給されていたのだ。

これは、ひょっとして、ルール違反かも知れないが・・

当時、私は、父のパスカードを借りて、毎日、琴似に

出かけていたのだ。そして、仕事をし、お昼までに自宅に

戻って、父にパスカードを返し、それ以降は、父が琴似に

行って、交代で仕事をしていたのだ。そして、夜に父は

自宅に帰って来た。そういう生活をしていた。私は、当時、

毎日、午前4時~午前6時に起床していた。毎日ぐっすり

睡眠は摂っていた。夜は何時に寝てたのかは、なぜか覚えてない。

私は、昭和末、やっと、朝寝坊の悪癖が治ったのは感激だった。

私は、その頃から、やっと、自分に与えられた、仕事、責任、義務は

何でも意欲的、積極的に取り組むようになったのである。

私は、毎日、働くのが楽しくなったのだ。それで、私は、昭和末、

あまりにも、早く起床してしまったため、時間に余裕があるので、

ヘッドホンでステレオでLPレコ、楽しんで聴いてたっけ。やっぱり、

早起きは気持ちが良い。午前4時~午前6時というと、まだ薄暗い

日もあるわけだが、私は、朝明け、夜明け前の薄暗さも大好き

である。私が、起きた時、勿論、父はまだ寝ていた。私が、当時

もっとも悦んで聴いていたLPレコが、小比類巻かほる、浜田省吾、

爆風スランプ。当時のLPレコは、なんと、未だに所持している。

私は、現在でも、これらのLPレコを見ると、懐かしく、泪が

サメザメ出てくる。(笑)勿論、今でも聴いている。そんだけ、

私は、病気が治る前はツラかったんですよ~~。

 私は、現在の定職を、もう35年やっております。

 父は既に亡くなり、その後は、姉が後がまになり、だいぶ前から、

私の生活様式も、随分変化しました。時代も変わったし。

私は、昭和末の朝起床が、未だに忘れられないのです。

 

 

 

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