僕は、若い頃は、理屈屁理屈ばかり言って
ました。親しい知人に、
「そろそろ、僕の主観を100%共有して下さる方が
現れてくれないかなあ。」と、言って{それは、無理
ですよ!}と言われたり、
あるいは、「にんげんは、自分ができるだけ苦しい体験を
しないで、より、人々の心の痛みや苦しみが分かってあげ
られる人物になれないかなあ」と、言って、これまた、
同じこと言われたり。
また、僕は、ヲタク族で、一介の小市民に過ぎないくせに、
いつも、ブッ飛んだ夢ばかり見ていて、{もっと現実を見なさい!}
と言われると、それに対して、「人は、いつも、自分の理想と
している姿を心に思い描いてて、本人にしてみれば、そっちの方の
自分を、よっぽど、現実の自分と思いたいのだから、やたら、現実を
見ろったって、そっちのほうが、余程非現実的な話しなんじゃ・・」
とかね。
おれは、デクノ坊でヨタロウです。おれの履歴書は、賞罰一切
ナシで殆ど白紙です・・。それでも、若い時のおれは、それを
他人に言われると、「てやんでえ、にんげんは、主観的には
全知全能だが、客観的には無知無能だったというのは、よくある
話しじゃねーか」と、また、理屈屁理屈こいてたっけ。