ああ、作曲というのは、どうやったら出来るのだろうか。

 今年の何カ月か前に、久々の名番組「しくじり先生」が

再開し、広瀬香美女史が出演していた。私は、熱心に

彼女の話しを聞いていた。私は、彼女は大ファンという程

ではないが・・。彼女は、就学生の頃は作曲家を目指して

いて、マイケル・ジャクソンとかに曲を書きたかったとな。

唄を歌うつもりはなかったという。彼女は初等教育生の頃から

自然にいろんなメロディーが、頭の中に泉の様に湧いて来る

のだという。高校生の時には、千曲くらい思いついてたという。

(ほんまかいな。)作曲は、やはり才能だろうか。楽器をやって

いれば、頭に曲のイメージが自然に湧くようになるのだろうか。

楽器は私なりにやってみた。太鼓叩いたり、自宅にある、一種の

キーボードみたいなのを、それなりの学習本見て、鍵盤叩いたり

したが、いつまで経っても、雑音しか聞こえず、リズムにならな

かった。そもそも、なぜ、おれは、音楽に関心があるのだろう。

私は、幼児・初等教育時代から、ゴジラ、怪獣映画の大ファンで

あり、当時、本映画のBGMを専ら担当していたのが、クラシック

音楽家の伊福部 昭氏である。私は、氏の曲に子ども心に何とも

形容の仕様の無い快感、高揚感を感じたのである。その頃から

私は、音楽には関心あった。私は、やがて、就学生になったが、

歌謡曲、フォークとやらは、まだ、そんなに積極的な関心はなかった。

伊福部氏のクラシック音楽に触発されて、高校生の時はベートーベン

とか、ブラームスとかチャイコフスキーとか、それなりに熱心に聴いて

たが、マニアになるほどではなかった。私は、ヴァンサンカン過ぎた

辺りから、多くの方が、ご存知のように、大の歌謡曲、フォーク、ロック

ヲタクになったのだ。クラシックは伊福部氏以外、関心なかった。

楽譜の学習も、私なりに学習本見てやったが、埒が明かなかった。

作曲とは、一体何なんだろうね。「よっぽど、あんたにゃ向いてないんだよ」

って云われて終わりかね。