日劇MH、75年(昭和50年)、6月、7月公演、作・演出、寺山修司氏、

「青い珊瑚礁と人魚たち」というライブがあったそうですが、当時、私の

地元では、NET系「スタジオ・23」という深夜番組で、そのライブの一部

をオンエアしてたと思います。舞 悦子さん主演であります。台本を書いた

寺山修司氏も出演してました。本ライブは{ピノキオ}、{アラジンと魔法の

ランプ}{ジャックと豆の木}{長靴をはいた猫}等、童話のエロティズムを

日劇MHという場を借りて表現したものであるト。TVでは、その一部を

オンエアしてました。

 

 その、一舞台目が、何やら、ピノキオが登場するのですが、

 

 ジェペット爺さんは、毎日、木を彫刻し、組み立て、漸くピノキオ君を

完成させます。ピノキオ君はメイクした役者さんが演じてました。彼は

鼻が天狗みたいに高いです。ジェペット爺さんは「やれやれ、やっと、

完成した。」と、喜んでます。しかし、舞台をよく見ると、金髪のかつらを

被り、ドレスを着た、舞 悦子さんが、さっきから、ブス~ッとした顔して

立ってます。悦子さんはジェペット爺さんの愛人役で、彼が、もっぱら、

ピノキオ君の制作に懸かりっきりで、愛人をほったらかしにしてるので、

彼女はふてくされてるのです。ジェペット爺さんは、やがて、悦子さんに、

「やあ、長いこと、ひとりぽっちにさせて悪かったな、今度から、たっぷり

可愛がってやるからな。」と言います。悦子さんは、うんうん素直に頷いて

ます。やがて、悦子さんは、舞台の一番手前に出て、客席のうしろを向き、

テーブルに馬乗りになり、お尻をうんと突き出し、顔だけ、ちょっと右を向き

ます。何が始まるんだろう?と、私は思いましたが、何と、ジェペット爺さんは

彼女のドレスのスカートを大きい黒い手で、ぎゅっと鷲掴みにすると、べろっと

思いっきり、めくり上げ、悦子さんを後ろから裸にしました。悦子さんの物凄く大きい

お尻が出現しました。彼女は今で言う銀色のTパックを着けてました。彼女は

顔色ひとつ変えず澄ましてました。やがて、爺さんは大きい手で彼女の大きい

お尻にぺたりと触り、思いっきり右臀部左臀部全体360℃、何回も撫で回しました。

(右回転だったか左回転だったかは忘れた)悦子さんは、これまた、何事も無いかのように澄ましてました。

それどころか、爺さんが撫で回すのに合わせて、お尻だけグラインドしています。私は息を呑みました。

やがて、忘れられていたピノキオ君が、あ~あ~!言い出しました。

気が付くと、ピノキオ君の長い鼻がいつの間にか、男の

陰茎みたいに物凄く膨張してるではありませんか。かれは「あ~~、もう我慢

できな~い!!」と、取り乱しているのです。爺さんも、そして彼に凌辱されてるのに

知らん顔してた悦子さんも、思わず、びっくりして、かれの鼻を見ます。これは

あかん!と爺さんも悦子さんも急ぎ足で退場して、舞台は幕となるのでした。

 

 私は、このライブの舞 悦子さんの演技に物凄く悩殺されました。気絶するほど

彼女が悩ましかったです。私以外の視聴者の男性も、思わず鼻血を出した

ひとは沢山いたのではないでしょうか。いくら何でも45年も前のTVなのに

私は未だ記憶に新しいのです。本ライブは、それこそ神話にしても良い程

の出来栄えでした。また、舞 悦子さんの持ち味を、それこそ100%も

200%も引き出した、寺山修司氏も大変な天才演出家です。

 私は、当時のVTRがDVD化されないか?あるいは、ネットで見ることが

できないか?と思う。でも、よしんば、私の理想が現実化したとしても、

初めて見た時ほどの感動は無いのかも知れない。私は思春期の時の

その美しい想い出をそのままにしといたほうが良いのかも知れない。

悦子さんは、私が就学生の頃見てた時は、バストは小振りな方だが、

兎に角、お尻が凄くでかいという印象だった。しかし、だいぶ年月が経って

私は、2000年代に入って、日劇MHビデオ全集を偶然入手したのだが、

悦子さんのお尻は、普通じゃないかという感じがした。

 

 随分、長いブログになってしまったが、例によって悦子さんの画像も

載せます。でも、裸の画像だと、削除されちゃうので、また洋服姿の

彼女の画像載せました。ああ、無冠の女帝、レジェンドの悦子様・・。

 私にとっては、舞 悦子さんは歴史に残る仕事をした人なのだ。