私の世代では、アニメの「魔法使いサリー」、実写の「コメット
さん」ですね。実は、いずれも、原作は鉄人28号の横山光輝氏
です。前者のほうは、実は、宮崎 駿氏が演出してました。
二作とも、何ていったらいいかなあ。子どもは、魔法みたいに、
お菓子やおもちゃが、パッと、得られたとか、勉強しないでテスト
で100点取れたらとか、タナボタ式みたいな理想の現実化を
しょっ中考えてるわけでありまして、これらの魔法使いはバトンを
一振りして、近所の子どもたちの願望を叶えちゃうわけですが、
彼女たちは、子どもを甘やかしたりせず、子どもたちが、まず、
肉体を使って、現実の物理的エネルギーの世界に働きかけて
自分たちの手で、もう、やれるだけのことをやりつくした時、初めて
彼女たちは、~テクマクマヤコン テクマクマヤコン~とバトンを
振って魔法を使う・・って話しが殆どだったと思います。
魔法使いが登場する物語というのは、すべて、「人事を尽くして
天命を待て」、「天は自ら助くる者を助く」、というのを一番のテーマに
してるんじゃないのかな?