私の場合は、一般の人は馴染みがないかも知れませんが、
五井昌久氏と云う方が作者の書籍です。この方は白光真宏会の
開祖のお方です。私は、この方の著書を50冊は所持しております。
昭和の末から、読み始め、35年以上も愛読しております。現在も
時々読み直しております。私のバイブルであります。
「なんだ、宗教か」と、お思いも方もいるでしょうが、私は、小さい頃
から、若輩の頃まで、何処に行っても、四面楚歌の逆境を味わされ
ました。私にしてみれば、なぜ、自分ばかり、いつも浮き上がっている
のか、まるで分かりませんでした。しかし、私は、五井先生の著書を
たまたま、書店で見つけて何気なく読んだのですが、氏の仰っしゃる、
「にんげんの運命は他でもない、自分自身のこころの想いや行ないが
作ってゆくものなのです。」という教えに、当時、若い頃の私は、ハッと
なったのです。この教えは、今じゃ、子どもだって分かってる道理ですが、
当時、永年迷ってる私を啓蒙して頂いたです。私は、「そうか、おれが
何処行っても、まともな扱いされないのは、おれが、あまりにも我儘
だったからなのだ」と、漸く気づいたんですな。私は、その頃から、やっと
自分の自己管理の大切さを知り、人々には、ちゃんと礼儀を尽くす様に
なり、真面目にきちんと働く様になり、公序良俗をちゃんと遵守する考え
が育って行ったのだ。私は、仲間や知己も増え、何よりハラスメントに
遭わなくなったのが、感激でした。私は子どもの時から分裂症の病気だったの
ですが、永いこと1級だったのが、2級になったのも、この時期です。この
頃から、病院からもらってる薬の量もグーンと減りました。
やはり、にんげんは、自分の自己管理をちゃんとやろう、自分の根性と
いうものを真面目に考えよう、って処から、全てのスタートが始まるん
ですね。私は、病気が1級だった頃は、基礎的基本的なことからして、
なってなかったのだ。私は、五井先生の書籍の愛読を続け、人生を
生きるに当たって、どうしたら、真・善・美にのっとった生き方が出来るか、
沢山学んだ。そのお陰か知らないが、私は、もう定職を今年で34年続けて
いる。にんげんは、誠実なのが一番なのだ。私は、一生、五井先生の書籍を
繰り返し読んで行く。