あなたの15歳の頃の思い出教えて!
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私が15才の時は74年(昭和49年)です。
当時、私は、SF小説にハマってました。
20世紀に入って、太平洋戦争後、原子力、宇宙ロケットが開発され、
日本は高度成長時代に入りました。その頃、私は生まれました。
それが、70年前後、環境汚染(当時は、公害と言いました。)が、
大問題になって、躓きが生じ、73年の第一次オイル・ショックで
日本経済は破綻してしまいました。日本はもう終わりかと思われ
ましたが、その庶民の不安につけ込むかの様に、歌謡曲では、かぐや姫の
「神田川」、「赤ちょうちん」等ビンボ臭い唄ががヒットし、書籍では小松左京
の「日本沈没」が売れ、続けて、「ノストラダムスの大予言」なる奇妙な
本が話題になりました。私は、小松左京だけでなく、星 新一、筒井康隆、
半村 良、安部公房等、夢中になって読んでました。
元々、60年代は、科学が発達すればするほど、世界人類は平和に
なり、21世紀にはそれが実現するという神話みたいな話しがあり
ました。でも、科学を批判する声も同時にありました。それを反映した
ようなマンガ作品が、「鉄腕アトム」、「鉄人28号」「8マン」等であり、
及び、映画では「ゴジラ」であり、その流れを汲んでTVでは、「ウル
トラマン」、「ウルトラセブン」「ジャイアント・ロボ」「仮面ライダー」等が
制作され、子どもの頃の僕は、それらの作品を見て育ったのでした。
斯くして、僕は、15歳以降、あらゆるジャンルのSFに没頭して行った
のでした。1年にSF書籍、文庫本、四六判を問わず30冊以上は
読んだです。SF作家以外は石川達三、遠藤周作など読みました。